今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第16回目は「リヴァプール」です。
主な加入選手
クアンサー(←ブリストル・ローヴァーズ)
ソボスライ(←ライプツィヒ)
マックアリスター(←ブライトン)
遠藤(←シュツットガルト)
フラーフェンベルフ(←バイエルン)
主な放出選手
ナビ・ケイタ(→ブレーメン)
ミルナー(→ブライトン)
ヘンダーソン(→アル・イテファク)
アルトゥール(→ユベントス)
フィルミーノ(→アル・アハリ)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ優勝
ヨーロッパリーグ優勝
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
①中盤の大刷新
昨シーズンは中盤の機能不全により大不振に陥るも、最終的にアーノルドを偽サイドバックとして起用し盛り返し何とかヨーロッパリーグ出場権を獲得したリヴァプールですが今夏にはマック・アリスター、ソボスライと中盤の強化に注力。
代わりに一定の貢献はしたものの稼働率が上がらなかった選手を放出し理想的な入れ替えに成功したとも言えましたが、ヘンダーソン、ファビーニョと指揮官の構想に入っているであろう選手がサウジアラビアに移籍し中盤の再構成を迫られる事に。
直後に遠藤をシュツットガルトから引き抜き、移籍市場最終局面でフラーフェンベルフを確保し体制は整えるものの、結果的に中盤の大刷新となりシーズンをスタートさせました。
②大味な試合を繰り返す
そして開幕すると、ソボスライが即座にフィットしロバートソンが攻守において輝きを取り戻すも初戦のチェルシー戦を引分けると、続くボーンマス、ニューカッスル戦では共に退場者が出る事態に。
ただそんな中でも共に逆転で勝利を収めチームの地力の強さを見せるもののその後も先制点を与える試合が続き、ここまでは大味な試合を繰り返している状況です。
③安定感を身に付ければ大躍進も
その大きな原因と考えられるのはやはりセンターラインの守備の不安定さ。ファン・ダイクのパートナーが流動的で、アンカーも日替わり状態。連携がままならないままビルドアップのミスでカウンターを喰らいピンチを招いてしまっています。
また3トップが前から捉まえるハイプレスを基調としているものの、前述したセンターバックの不安から前で勝負出来ない場面が散見。結果布陣が間延びしてアンカーの周りには一人ではカバー出来ない広大なスペースが空いている状況になってしまっています。
幸いにもプレミアリーグ最高のウイングになりそうなルイス・ディアス、確実にフィットしゴールを思い出してきているダルウィン・ヌニェス、即座にチームにフィットし攻撃の中心となっているソボスライの存在もあり攻撃陣の質は向上しており、安定感を身に付ければ大躍進もあり得るだけにいかに守備面でのセンターラインを固められるかが勝負になりそうです。
そんな中でのキーマンはやはりファン・ダイクと遠藤。前者はかつてのパフォーマンスを取り戻せるか、後者はチームで唯一とも言えるアンカータイプの選手なのでチームにフィット出来るか、その進行状況によってはダブルボランチや3バックの採用も考えた方がいいかもしれません。
想定外の移籍もありながらも戦えるスカッドを揃えたリヴァプール。不確定要素は多いものの波に乗れば王座奪還も不可能ではないので、その戦いぶりに注目です。
では
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