前回退場者もあり大勝を果たした日本代表。先発される選手の変更も含めどこまで選手達の良さを生かす起用法が出来るか、注目です。
日本の布陣&結果はコチラ
前半
日本はエルサルバドル戦から6人を交代した守備4-1-4-1の4-3-3、対するペルーは4-4-2を採用していました。
試合は序盤から中盤で強度の高い攻防が繰り広げれられるも日本が徐々にペースを掴むと三笘、伊東を使ったサイドアタックでペルー守備陣を脅かしていきます。
また嵌りがちであったビルドアップも鎌田が随所で顔を見せ成立させると、伊東、遠藤と素早く横に繋いで受けた伊藤洋が左足を振り抜くと相手の手に当たりながらもゴールし、先制点を挙げます。
さらに自陣のビルドアップから菅原、伊東のワンツーから一気に攻め込むと、鎌田がワンタッチで叩き三笘に。スペースを与えられた三笘は得意な形で持ち込むとそのままフィニッシュ。相手DFのディフレクションもありそのままゴールし追加点を挙げます。
しかし僅かな隙を突かれて最終ラインを破られゴール。幸いオフサイドでノーゴールとなりそのまま前半を終えます。
後半
後半になると日本は守田を投入し遠藤とダブルボランチを形成。自陣からのブロックからのカウンターを意識していきます。すると自陣のボール奪取から左に展開され三笘のクロスに反応した伊東が押し込み3点目。
さらに途中出場した前田、久保が素晴らしいプレスを見せ相手のバックパスを掻っ攫うと最後は冷静に前田が1対1を沈め4点目を挙げます。
終了間際に谷口のクリアボールを叩き込まれ1点を失うも試合はこのまま終了。
圧倒的な個の質の違いを見せつけ2戦目も大勝する結果となりました。
総評
苦戦が予想されたこのペルー戦で見事な大勝。出場した選手にとっては非常に自身になる勝利になったと思います。
この試合で目立ったのはやはり個の質の高さ。三笘、伊東の両翼は度々相手DF陣を混乱に陥れ共にゴールを記録。久保、堂安、中村敬を擁するこのウイング陣の質は世界でも十分通用すると思われます。
そして鎌田はビルドアップのサポート、そしてライン間でのチャンスメイクで絶大な存在感を発揮。得点こそは無かったもののこの試合の主役と言っても差し支えない活躍を見せました。また遠藤の危機管理能力、菅原の攻撃性能も光っており改めて評価された選手であると言えます。
ただビルドアップも前からのプレスも再現性は低く、機能していない場面が散見。恐らくハイプレスを仕込んでいる相手に現状のビルドアップで臨むと餌食になり、さらに前プレスの連動性はW杯時とそれ程変わっておらず(選手によって狙いが違います。)、正直格上相手では苦戦は必至かと思います。
しかし現状前2試合のように中途半端に仕込もうとすれば失敗するのは明白で、今のまま選手判断で得意な配置で制限なくプレーして貰えれば質で勝るチーム相手には圧倒出来るので、このまま圧倒的な質の暴力を体現するフランス代表化を願うのが最も適切であるとすら思えてしまいます。(それでもフランス代表は前からのプレスは仕込めていますが、、、。)
兎に角9月に行われるドイツ戦がターニングポイントになるのは間違いなく、本気でリベンジを望む強豪相手にどこまで現状のサッカーが通用するか、注目です。
個の質の高さで押し切った1戦。今の日本代表選手のレベルの高さを改めて感じさせてくれた試合となりました。
では
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