※ネタバレ有り
今回はペルソナ５ザ・ロイヤルのサブキャラについて書いていきます。
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①権力欲の為に
まずは「奥村邦和」です。
大企業「オクムラフーズ」の社長をしている富豪で春の父。政界進出という権力欲の為に「自分のために働くロボット」とみなす社員から搾取して荒稼ぎ、更に尽くしてきた社員や娘である春すら道具として捨てる意思を見せる等かなり自己中心的な考えをしています。
「まったく、使えん社員どもが！まだまだ会社への忠誠心が足りんようだな！」
パレスは宇宙船と認識しており、社員をロボットとして運用。バトルでも感動を奪う強欲の総統「マモン」と化して主人公達と対峙。
・戦闘が制限時間付き（30分）
・次々と召喚される社員ロボは2ターン以内に撃破しないと全快
・弱点を突かないと社員ロボは効率よく倒せず対策が必至（特に部長）
と作中屈指の難敵となっており最悪積む可能性があります。（本体は非常に脆弱です。）
改心後は春に政略結婚の中止を約束し、謝罪会見を行おうとしますがパレス内で怪盗団以外の誰かに狙撃されて死亡。現実世界でも体調不良で死亡してしまう等、怪盗団の風当たりが強くなるきっかけとなってしまうのでした。
②外道そのもの
次は「獅童正義」です。
世の乱れを嘆き正そうという大志を掲げ若いながら各界との太いパイプも有する大物政治家で、その実力と人気から次期総理大臣候補の筆頭とも言われている人物です。
別世界でもそのカリスマ性を生かして総帥になっています。
その行動力と歯に衣着せぬ雄弁な話術で民衆の心を掴んでおり圧倒的な支持を受けるものの、エレベーターで無理矢理入り込んで悪びれる様子を見せない等ぞんざいな部分も目立ちます。
その実は息子（薄々気付いていたようです。）である明智を実行犯とさせ一連の廃人化や精神暴走事件を引き起こした黒幕であり、、双葉の母若葉の死の原因、そして主人公に無実の汚名を着せ前歴を被せた暴漢の正体で、その本性は「自分こそが国を舵取りしていくにふさわしく、民衆すなわち愚民は皆自分に尽くすために存在する」と他者を常に見下す極めて傲慢且つ手段を選ばない外道そのものと言える人物となっています。
沈没した日本を遊泳する国会議事堂の姿をした巨大豪華客船のパレスで、見識を奪う傲慢の船長「サマエル」と化し、どこかの赤い彗星とよく似た格好や大リーグボール養成ギプスを付けて主人公を迎えるも怪盗団に敗北。メメントス最深部へ続く道の牢獄に収監される事となります。
③現実を曲解
最後は「丸喜拓人」です。
鴨志田事件がきっかけで秀尽学園高校に赴任してきた非常勤のスクールカウンセラーで、どこか抜けた印象もあるが物腰が柔らかい人物です。
怪盗団の協力者（彼は「認知訶学」の研究を行っています。）にもなり、コープ「顧問官」を結べる人物ではありますが、その実現実を曲解させるペルソナ「アザトース」を使用し人（芳澤すみれや恋人の留美）の記憶を操作しており、12月24日に現実とメメントスのコアが破壊された際に制御を奪うことで彼の認知が現実へ影響するようになり、3学期の異変の黒幕として主人公と対峙します。
「あぁ…いいさ。どこの誰でもいい…力を貸してくれ！僕に留美を救わせてくれ…！」
これまでの敵と違い現実を思いのままに支配する能力をあくまで他人のために使用し人を救いたいという欲望を持った彼に、主人公達は現実と向き合い歩き続ける事を選び見事に打ち倒すことに成功。
「本当なら立ち向かって、乗り越えて、成長すればいい…！けど現実はそう甘くはないんだよ！頑張ったって、努力したって、少しの理不尽で全てが無駄になる事だってある！」
その後殴り合いの末決着はつくものの、主人公の姿に感銘を受けたのか、現実世界に戻った後はタクシー運転手として、彼を駅まで送り届けることになります。
「もし君が生きる事につまずいた時、大人になってからでもやり直せる。その見本になる。」
では
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