今回はカタールW杯優勝候補チームについて、
①中軸選手のコンディション
②強固な守備組織と局面を打開できるアタッカーの有無
③チームとして団結出来るか
の3点に絞って書いていきます。
4回目は「イングランド代表」です。
予想フォーメーション
①過密日程でコンディション面に大きな不安が
次々と質の高いタレントを擁しながらも毎大会結果を残せなかったイングランド代表ですが2018年W杯ではベスト4、ユーロ2020では準優勝と確実に成果を上げてきており、2022年W杯に向けても優勝候補の一つとして挙げられています。
しかし長年の問題であるプレミアリーグの過密日程がより表面化し、リース・ジェームズ(チェルシー)、ウォーカー(マンチェスターシティ)、チルウェル(チェルシー)が怪我でウォーカー以外は欠場が決定。さらに殆どの主力が強度の高いプレミアリーグに所属している為、疲労が抜けきらないまま大会を迎えることが濃厚で、より厳しい状況に陥っています。
特にトッテナムでほぼ全ての試合に出場しているケインのコンディションは気になる所です。
②かつての鉄壁は見込めない
さらにこれまで鉄壁を誇っていた守備陣にも不安が残ります。
これまで守備の中心とされていたマグワイアはユナイテッドでスタメン落ち、さらに他のセンターバックもダイアーはここに来てミスが目立つようになり、計算出来るのはストーンズのみとなっています。
また左サイドバックのショーはユナイテッドで安定感のあるパフォーマンスを披露しているもののバックアッパーが不在。さらに最も戦力が充実しているとされた右サイドバックは前述のように怪我人続出で、アーノルドとトリッピアーは守備の不安がぬぐえません。その為4バック採用時にはアーセナルで出色のパフォーマンスを見せているベン・ホワイトの起用も考えた方がいいと思います。
このような状況の為、充実しているのは所属クラブで安定したパフォーマンスを見せているポープ、ラムズデール、ピックフォードを擁するGKぐらいで、守備陣は大きな不安要素となっています。
一方アタッカー陣にはマウント、サカ、フォーデン、べリンガム等実績も確かなこれからのサッカー界を席巻するようなタレントが揃っており、サウスゲイト監督が適切な起用をしてあげればチームを救う働きが期待出来ます。
③チームに流れる空気は悪くないが
ただ悪い事だけは無く、これまで幾度となく代表の躍進を阻害していた
・所属クラブによる不仲(特にユナイテッドとリヴァプール勢が目立っていました)
・余りにも注目を浴び過ぎる選手達を取り巻く周囲(WAGs等)
要因は余り無く、チームに流れる空気はそれ程悪くはないかと思われます。
しかし前述したコンディション面を考えると選手達のパフォーマンスが大幅に上がるとは考えにくく、悲願の優勝への道は厳しいと言わざるを得ないでしょう。
毎回のようにコンディション面に泣かされるイングランド代表。この逆境に対してどのようにチームが立ち向かっていくか注目です。
では
![]() |
イングランド代表 2022 ウインター オールウェザー フリース ジャケット (ブルー×ネイビー)【NIKE/ナイキ】【サッカー ウインドブレーカー】(DH4889-480)【店頭受取対応商品】
|
![]() |
イングランド代表 2002 ホーム 半袖 ユニフォーム 復刻モデル/日韓ワールドカップ2002(正規品/メール便可/メーカーコードENG02HPYSS)
|