きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

欧州5大リーグ公式戦無敗記録の軌跡~2011-2012 ユベントス~【サッカー】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回はレバークーゼンが成し遂げた欧州5大リーグ公式戦無敗記録更新について、個人的に知っている範囲でこれまでの記録について書いていきます。

 

3回目は「2011-2012 ユベントス」です。

 

主な布陣

 

①3位で上出来

前シーズンを2年連続の7位で終えてしまったユベントスは現役時代にクラブに在籍し「闘将」と呼ばれていたアントニオ・コンテ監督を招聘。直近にシエナを独自の4-2-4システムでセリエA昇格に導くも指導歴はまだまだ浅く、報じられたのはフロントや選手との確執ばかり。

kichitan.hatenablog.com

 

夏の移籍マーケットでセリエAで実績を積んだリヒトシュタイナーヴチニッチブンデスリーガで花開いたビダルに加え、当時のアッレグリ監督との確執もあり出場機会が激減したピルロACミランからフリーで獲得する等、精力的な補強を展開。それでも監督は所謂「レジェンド枠」でありその手腕にはあまり期待感は持たれておらず、正直3位で上出来とも評されていました。

kichitan.hatenablog.com

kichitan.hatenablog.com

 

②抜群の補完性を見せた3センターハーフ

そんな中シーズンが始まりますが、コンテ監督は自身が長年進めていた4-2-4システムと上記二人に併せマルキージオを加えた4-3-3システムを併用。しかし4-2-4はサイドアタックに特化はしていたものの攻守のバランスが悪く、特に中盤のフィルターとダイナミズムに欠くことになり、中盤には抜群の補完性を見せた3センターハーフを同時起用した4-3-3と後にイタリア版BBCと呼ばれるボヌッチバルザーリキエッリーニを同時起用した3-5-2を併用するようになりました。

kichitan.hatenablog.com

 

するとチームは兎に角「負けない」チームに。上記のBBCや守護神ブッフォンの活躍もあり堅守は大きな武器であったものの、絶対的なストライカーが不足していたことにより引き分けが多くなってしまい、一時期はミランに首位を譲ることも。それでも後半戦に怒涛の追い上げを見せ見事にミランを追い抜きそのままフィニッシュ。チームはセリエAにが20チーム制になってからは史上初の快挙となる無敗優勝を達成しました。

そして同時にこれまで欧州5大リーグに所属するクラブとして最長となる43戦無敗記録を樹立。チームは一人の名将の誕生により、再び欧州の大舞台に舞い戻ることとなります。

 

ラストゲームを飾ることが出来ず

そんな中迎えたコッパイタリア決勝ですが、クラブにとっては無敗記録以外の意味合いもありました。アレッサンドロ・デル・ピエロ、19年の間クラブに在籍しその華麗なプレーでクラブのバンディエラ(旗手)と呼ばれていた10番はこのシーズン限りのクラブ退団が決定。そのラストゲームとしての意味合いも強かったです。

しかしそこへ立ちはだかったのはナポリの強力トリオ「3大テノールカバーニは先制点の起点になると、ラベッシはPKを獲得する抜け出しを披露。そしてハムシクは追加点を挙げる活躍を見せられ0-2の完敗。先発したデル・ピエロラストゲームを飾ることが出来ず、さらに無敗記録も43でストップする事になります。

kichitan.hatenablog.com

 

国際舞台(CLやEL)が無かったことで国内に専念する環境であったとはいえ、その後レバークーゼンに破られるまで10年以上記録を残し続けたユベントス。その後チームはセリエA9連覇を達成し、コンテ監督は3連覇を置き土産にチェルシーインテルで結果を残し名将の仲間入りを果たす等様々なきっかけとなり、今でも多くの人の記憶に残っています。

kichitan.hatenablog.com

 

では

 

ユベントスFC デニム角形ペンポーチ JUV031( サッカー フットサル 代表 クラブチーム グッズ ユベントスグッズ ファングッズ )

 

【国内未発売】アンドレア・ピルロ "La notte del Maestro"Tシャツ ホワイト【ユベントス/イタリア代表/PIRLO/サッカー】330 ネコポス対応可能