※ネタばれ有
今回は呪術廻戦 渋谷事変の登場人物である「真人」について書いていきます。
①大惨事を
虎杖や七海との戦いで療養せざるを得なくなった真人は裏方として暗躍。捕まえた一般人を素体にして呪胎九相図を受肉させ「遊び」を楽しむと、回復した後は「内通者」与幸吉と対峙し「無為転変」で始末します。
「作戦に夢と希望を詰め込むなよ」
「気の毒すぎて表情に困るんだよね」
そして渋谷事変で改めて表に出て、明治神宮駅で大量の一般人を改造人間化。列車に載せて五条の戦いに乱入します。
さらにその後渋谷全域に膨大な数の改造人間を生み出し、大惨事を引き起こす事に。渋谷に渦巻く阿鼻叫喚の人間の恐怖の感情を心から楽しむ等、これ以上ない悪意を振りまきます。
「いや~、空気がおいしいね」
「恐怖が満ちてる」
②因果応報の最期
五条封印後は漏瑚の制止を振り切って「虎杖を殺したい」という欲求のまま行動し、分身を作り捜索を開始。
「軸がブレようと一貫性がなかろうと、偽りなく欲求の赴くままに行動する」
「それが俺達呪いだ」
その際に満身創痍で生き延びた七海を、宿儺の大量虐殺で憔悴仕切っていた虎杖の目の前で無惨に殺害。虎杖の再戦の引き金を引くと、改造人間を大量に使った戦法で彼を翻弄します。
しかし釘崎の思わぬ反撃で大ダメージを追うものの、彼女を地下に誘い込み無為転変で殺害。虎杖を精神崩壊に追い込み、人間と呪霊の戦いの在り方を彼に浴びせなら追い込んでいきます。
「ど~せお前は! 害虫駆除とか、昔話の妖怪退治とか!」
「その程度の認識でここに来たんだろ?」
「甘えんだよ、クソガキが!」
「これはな、戦争なんだよ!」
「間違いを正す戦いじゃねえ!」
「正しさの押しつけ合いさ!」
「ペラッペラの正義のなあ!」
「お前は俺だ、虎杖悠仁」
「俺が何も考えずに人を殺すように、お前も何も考えずに人を助ける!」
「呪い(おれたち)の本能と人間(おまえら)の理性が獲得した尊厳!」
「100年後に残るのはどっちかっつうそういう戦いだあ!」
ただ東堂と新田の乱入により戦局が一変し追い込まれるものの、0.2秒の領域展開の発動や「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」へ切り抜け彼らと互角の戦いを繰り広げます。
「アゲてけよ、虎杖!」
「俺とお前! 最後の呪い合いだあ!」
それでも東堂のブラフにひっかかり虎杖の最大出力の黒閃を受け敗北し、強大な気迫に圧倒され怖じ気づきその場から逃走。
そこで現れたのは夏油、、、真人は彼の意図を読み攻撃を仕掛けるも呆気なく呪霊操術によって取り込まれ、呪霊操術「極ノ番 うずまき」の素体となり祓われる事に。
人間と「道具」として利用するだけ利用した呪霊は、その人間に「道具」として使い捨てにされるという因果応報の最期を迎えるのでした。
「知ってたさ、だって俺は、人間(オマエら)から生まれたんだから」
③遍殺即霊体
前述したように渋谷事変でも生得術式「無為転変」は猛威を振るい多くの犠牲を出し、領域展開「自閉円頓裹 (じへいえんどんか)」は五条と同様0.2秒の発動を可能としたことでこれまでにない程の強さを手に入れた真人ですが、その極めつけが「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」。
自らの魂の本質を具現化したことにより怪人のような姿に変身。原型の200%もの強度を持ち、両手のブレードにより強度をほぼ落とさずに中距離の相手を捉える事が可能。さらに無為転変を可能とするなど攻守共に隙の無い進化を果たしています。
「ついにつかんだ!」
「俺の魂の本質! 本当の形を!」
しかし前述した二人の戦い方、そして万全な状態で使用出来なかった為敗戦。最初から使えていれば彼らには勝ち目が無いともいえる万能の能力を持っています。
散々人の命を弄んだ悪意の塊であった真人。その因果応報とも言える最期は彼にふさわしいものだったのかも知れません。
では
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