今回はカタールW杯優勝候補チームについて、
①中軸選手のコンディション
②強固な守備組織と局面を打開できるアタッカーの有無
③チームとして団結出来るか
の3点に絞って書いていきます。
1回目は「ブラジル代表」です。
予想フォーメーション
①近年稀に見る絶好調に
現状中軸と言え、更に欠かせない選手であるのはマルキーニョス、ネイマールの二人ですが、両者ともパリ・サンジェルマンで良好なコンディション、そしてパフォーマンスを見せています。
特にネイマールはパリ加入後最高とも言える状態でシーズンインし、メッシ、エンバぺと魅惑のトライアングルを形成。囁かれていたエンバぺとの不仲説もどこ吹く風でゴールとアシストを量産。このまま怪我無く迎えなけらば、最高の状態で自身最後とも言われているW杯に望めそうです。
さらに怪我で出場が絶望的なリシャルリソンの穴埋めはマンチェスターユナイテッドで活躍しているアントニー、レアルマドリードで成長中のロドリゴが埋めそうで、これまでレギュラー格であったハフィーニャ(バルセロナ)も立場が危うくなるほどの激戦区に。コンディションに置いては今のところは不安なく本大会を迎えられそうです。
②世界最高のポジション争い
GKに関してはアリソン(リヴァプール)とエデルソン(マンチェスターシティ)が世界最高とも言えるポジション争いを繰り広げており、盤石のポジションと言えるでしょう。
またマルキーニョス、チアゴ・シウバ(チェルシー)に合わせてミリトン(レアルマドリード)もレギュラー争いに食い込んでいるセンターバック、そしてカゼミーロ、フレッジ(共にマンチェスターユナイテッド)、ファビーニョ(リヴァプール)ギマランイス(ニューカッスル)がしのぎを削るボランチも非常にレベルが高く、ややサイドバックの質には難を抱えているものの連携は良く、実際南米予選では17試合で僅か5失点と鉄壁を誇っています。
そしてアタッカー陣ではネイマールを中心にヴィニシウスも台頭しており、ジェズス(アーセナル)、フィルミーノ(リヴァプール、その後選外に)がフィットしきれていないセンターフォワード以外は充実しています。しかしその両選手ともに実績やチームへのコミットメントが高い選手なので本大会でブレイクする可能性は十分あり、ネイマール頼みであった前回大会と違い局面を打開する選手には事欠かせない状況です。
③監督の大きな包容力
そして監督のマネジメントもここまで順調であると言えます。
特筆されるのはその包容力。批判に晒されていたネイマールを幾度となく守り支持を得る等、スター選手に対して監督だけではなく父親のようなアプローチで接し団結させています。
また戦術にも修正力にも秀でている為、欧州の戦術的なサッカーに揉まれている選手達にも対等に渡り合うことが出来るのが大きいと思います。(理論的な選手はモチベーター要素だけの監督には不信感を持ちがちです。)
元々同胞に対して愛の強いブラジル選手ですが、今大会はより強固な代表チームを見ることが出来そうです。
以上のように細かい不安要素(サイドバックの人材難とセンターフォワードの固定化)がありながらも優勝する為の要素全てが揃っていると言えるブラジル代表。本大会でも優勝候補筆頭であることは間違いないでしょう。
では
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