今回は「スーパーロボット大戦30」の「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」について書いていきます。
①ザンネンだっていいじゃない
本作は地球暦2110年、地球への攻撃を開始した謎の勢力「ウルガル」に対抗するために落ちこぼれ5人(+1人)の少年少女のチーム「チームラビッツ」が出撃、その戦いや人間物語が繰り広げられる作品です。
作中でもその残念さは上手く描写されており、
・ヒーローになるのが目標なものの空回りの多いザンネンリーダー、イズル
・プレッシャーに弱いザンネンイケメン、アサギ
・超甘党で、卒倒レベルの激甘な菓子を作るのが趣味のザンネンパティシエ、ケイ
・惚れっぽい天然系恋愛ザンネン、タマキ
・記憶力に優れるが、ウンチクが止まらないザンネンスナイパー、スルガ
・ユニット搭乗時に性格が豹変し罵詈雑言を吐きまくるザンネンルーキー、アンジュ
が上手くストーリーに組み込まれており、他作品とのクロスオーバーにより彼らの成長物語を見ることが出来ます。特にリアルヒーローの「グリッドマン」とイズルのイベントは胸熱の展開で、不自然さはまるで感じられない内容となっています。
「僕には守りたいものがあるんだ。僕が戦うのは、戦いたいからじゃない…! 大切な人を守る為…そして! ヒーローになる為っ!!」
②合体攻撃が追加されてからが本番
ゲーム内で使用できる機体(パイロット)は
・レッドファイブ(イズル)
・ブルーワン(アサギ)
・パープルツー(ケイ)
・ローズスリー(タマキ)
・ゴールドフォー(スルガ)
・ブラックシックス(アンジュ)
・ゴディニオン(スズカゼ)
・ライノス(ランディ)
となっていますが、加入当初はパイロット・機体性能共にイマイチで使い勝手は決して良くはありません。(パープルツーの全ての敵に「分析」をかける広域戦術警戒は便利です。)
しかし合体攻撃「ラビッツ・フォーメーション」が追加されてからが本番で、低燃費&各ユニットの特長を生かした仕様になっており、一気に主戦力へとなっています。
特に6体全てを隣接させた際の火力は絶大で、しっかり強化すればボスクラスも一気に撃破してくれるのでいかに不遇の前半戦を乗り切れるかが勝負です。
またDLCでは劇場版の機体「レッドファイブプラス」&合体攻撃「ラビッツ・フォーメーションプラス」が追加。さらに使い易い機体となっています。
③特徴的な敵キャラクター
そして敵ユニットでは、
・プレエグゼス専用 機動兵器(ジアート)
・レガトゥス専用 機動兵器 (クレイン)(ドルガナ)(ルティエル)
・ウルガル艦艇(ラダ)(ルメス)(ドルガナ)
・ウルガル機動兵器(ディオルナ)※劇場版
が登場。
ユニット自体はやや統一されている感はありますが、特徴的なのはそのキャラ
・欲望(強きものを求める)のままに動くジアート
・子供っぽく残忍な性格をしているクレイン
・姑息で陰湿な性格で、オネエ言葉を使うおじさんラダ
・真面目で冷静なルメス
・美しさに異常な拘りを持つルティエル
・猛将ドルガナ
と何とも濃く、登場するとやたら印象に残ります。
さらにユニットも手ごわく、特にジアートはわき目も降らずに2回行動で突っ込んでくる傾向にあるので注意が必要です。
今後はまだ一部の機体が出ているのみの劇場版が残されているので、次回作の登場を楽しみにしています。
では
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