どうしてもコンディション面で差がある2チームの戦い。優勝候補であるブラジルに対してクロアチアがどこまで粘り強い戦い方が出来るか、注目です。
ということで先日行われたカタールW杯準々決勝クロアチアvsブラジルの感想です。
過去記事はコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
クロアチアは守備4-1-4-1の迎撃守備を行う4-3-3、対するブラジルは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合はクロアチアがハイプレスをかけブラジルに強襲。ブラジルのビルドアップを阻害していきます。対するブラジルはダニーロを内に絞って3バックでビルドアップを行いますが、肝となるダニーロは右利きで絞り過ぎたのかサイドで数的優位になっていたネイマール、ヴィニシウスのコンビにボールを届けることは出来ず個人での突破に依存し、効果的な攻撃が行われません。
対するクロアチアはブラジルのプレスがやや緩かったことによりボールをある程度保持することが出来、モドリッチ、ブロゾビッチを中心にビルドアップを構築。最終的にペリシッチにクロスを上げる形で攻撃を続けるもミリトンに跳ね返され続けます。
このまま膠着状態で前半を終えます。
後半
後半ブラジルは修正してきたのかダニーロの位置が修正されボールの迂回経路を作られると、ロドリゴ、アントニーを投入しクロアチア守備陣に圧力をかけていきます。
しかしそこに立ちふさがったのはリヴァコビッチ。見事なセーブで試合を引き締めるとクロアチアも2枚替えを敢行し応戦。試合はそのまま90分を終了。
延長戦に突入します。
延長・PK戦
延長に入るとブラジルは徐々に焦りを見せ出して無理な縦パスが繰り返します。
それでも延長前半終了間際、ネイマールがボールを持つとワンツーで中で切り込み最後は自らが押し込むスーパーゴール。ブラジルがついに均衡を崩します。
しかし延長後半にトドメの2点目を奪いに行ったのかブラジルがやや前掛かりになると、前線に次々と選手を投入したクロアチアに危険なカウンターを浴びあわやゴールという場面を作り出させます。
するとモドリッチの素晴らしいパスからカウンターに転じると、グラウンダーのパスに合わせたペトコビッチが起死回生のゴールを挙げ同点に追いつき試合はそのままPK戦に。
そしてPK戦ではロドリゴのシュートをリヴァコビッチが止めると、マルキーニョスのシュートは無情にもポストに。
クロアチアが驚異的な粘りでベスト4に進出することとなりました。
総評
クロアチアは延長前半に決定的とも言えるスーパーゴールを挙げられながらも、最後まで諦めずに勝利を手繰り寄せました。
またブラジルのビルドアップを阻害するハイプレスも十分効果があり、試合を通して自分たちの戦いに対して迷いを見せずに戦った姿は非常に好感が持てます。
そして際立ったのはやはりリヴァコビッチ。決定的なシュートを何度も弾く等守護神として素晴らしい働きを見せました。さらにモドリッチは終始試合で冷静な判断を行い、同点弾の起点に。流石百戦錬磨とも言えるプレーぶりでした。
一方ブラジルは前半はビルドアップに問題がありサイドアタックを機能させられずにいるものの後半は見事修正。後は得点のみでしたが、得点は延長まで持ち込まされる事に。さらにピッチ上の選手はクロアチアの粘りに対して怖さを感じたのか2点目を奪いに行くことに。その真意は分かり兼ねますが結果的に致命傷となってしまいました。
ただネイマールのゴールは今大会ベストゴールとも言える美しい連携によるもので、その技術の高さを改めて示すことになりました。
驚異的な勝負強さを持ったクロアチア代表。前大会に獲れなかったW杯を奪い取る準備は出来ていると言えます。
では
![]() |
クロアチア代表 ユニフォーム ホーム 22/23 2022 2023 半袖 NIKE ナイキ 正規品
|
![]() |
【2,000円OFFクーポン 12月11日迄】ナイキ(NIKE)(メンズ、レディース)サッカー ブラジル代表 ホーム ユニフォーム 半袖トップ DF スタジアム JSY DN0680-741
|