今回は今シーズン限りのバルセロナ退団が決まったダニエウ・アウベス選手について書いていきたいと思います。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
3回目はユベントス~現在(2016~2022)です。
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①数多くのタイトルを置き土産に
2016年アウベス選手はバルセロナからフリーでユベントスに移籍することになります。
理由はチームの若返りと経営陣との関係で、前年にはシャビが退団し多くの若手選手が入団。さらに経営陣(バルトメウ政権)との関係が悪化し、冷遇されたということで退団を決意することになりました。
これまでクラブに数多くのタイトル(クラブワールドカップ3回、チャンピオンズリーグ3回、UEFAスーパーカップ3回、リーガ6回、コパ・デル・レイ4回、スーペルコパ4回)をもたらし、バルセロナの黄金時代を形成したメンバーの退団としては寂しい限りでしたが、当時は一時代の終焉としては致し無かったとは思われます。
しかしそれ以降右サイドバックを任されたアレイクス・ビダル、セルジ・ロベルト、セメドは彼に並ぶパフォーマンスを見せる事は出来ずに長年苦しむ事になり(セルジ・ロベルトは怪我によるものは大きいです。)、アウベス選手の存在の大きさを突き付けられることになります。
②勝利のメンタリティー
そんな中アウベス選手はユベントスではアッレグリ監督が遂行する戦術、そしてカルチョのメンタリティに苦しむ事になり、ここぞという時の働きを見せながら(チャンピオンズリーグ準決勝の2アシストや得点、コッパイタリア決勝での先制点等)も僅か1年で退団。移籍先にはグアルディオラ監督が指揮するマンチェスターシティが有力視されましたが新興勢力であったパリSGを選ぶことになります。
そしてパリでも活躍は限定的であったものの、その技術に錆びつきは見られず活躍。2年間プレーした後は母国のサンパウロに移籍することになります。
バルセロナを離れた後もユベントスではセリエA、コッパイタリアを制覇、パリではリーグ2回、フランスカップ、リーグカップ、フランススーパーカップ2回を獲得し勝者のメンタリティーは健在。
ただサンパウロでは無冠、そして給料未払い問題もあり退団することになります。
③かつての場所に戻す為に古巣へ復帰
一方代表では2018年のW杯出場を逃すものの、東京五輪にオーバーエイジ枠で出場すると金メダル獲得に大きく貢献します。
するとその活躍もあってか、2021年冬にはシャビ監督が就任したバルセロナへの復帰が決定。メッシが去り、クーマン監督が壊してしまった古巣をかつての場所に戻す為に再びカンプノウのピッチでプレーすることになります。
すると自身の活躍もありチームは浮上、当初危なかったチャンピオンズリーグ出場権も無事獲得出来ました。ただ契約は延長されることなくそのまま退団が決定、僅かな期間ではありましたが極上のプレーを再び見ることが出来ました。
今現在所属先はまだ決まっておらず、年齢も39歳と大ベテランの域に入っており今後が不安な所ですが、そのプレーは円熟の極みとも言え次のクラブでも自身の良さを遺憾なく発揮出来るかと思われます。
プレーは勿論の事、その人間性も称賛されているアウベス選手。43個(歴代最多)のタイトルで彩られたキャリアで唯一獲得していないW杯を得るために、カタールでも躍動してくれることを期待しています。
では
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