※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「黒のアルベリヒ」について書いていきたいと思います。
①地精の長
黒のアルベリヒは身喰らう蛇の技術ネットワークである「十三工房」に参加していた黒の工房の首領恪であり地精(グノーム)の長でもあります。
見た目はアリサの父親「フランツ・ラインフォルト(ルーグマン)」でありますが、その正体は「黒のイシュメルガ」が創り上げた「下僕の長」という人格であり、それが悪意の怨霊として代々地精の子孫の肉体を依り代にして生き永らえる存在となっています。(アストラル体と評されています。)
非常に冷静で目的の為には手段を選ばない性格で、人間の所業(厳密に言うと人間では無いですが、、、)とは思えない様々な悪行を繰り返し、多くの人間の人生を狂わせています。その「外道」さは元祖であるワイスマンをも陵駕するものになっています。
②「閃」の黒幕
作中では「閃Ⅲ」にて表舞台に登場しますが、それ以前にも
・クロスベルの錬金術師から人造人間の技術を強奪する
・暗黒時代の魔導師に魔煌兵の技術を与え発展させその技術ごと吸収する
・武器商人として暗躍し戦闘データを取り込む
・結社やエプスタインの三高弟の懐に入り込む
・ラインフォルトに婿入りしその力を利用する
等暗躍し、「Ozシリーズ」(ミリアム・アルティナ)の開発を果たしました。
さらに
・結社の執行者時代のシャロンと交戦
・前の肉体時代にエマの母親イソラと相討ち
する等Ⅶ組との因縁も深く「閃」シリーズ全般の黒幕とも言える存在とも言えます。
ただ「閃Ⅳ」でフランツの立場と黒の工房の研究成果を利用して作り上げた最大の研究成果「巨大機甲兵リヴァイアサン」が暴走しシュミットやイリーナから見限られ、さらに第五相克でフランツの自我が強くなり逃走。その後最終決戦にも参加しますが、オズボーンに自身の警告が却下され主であるイシュメルガが倒された為消滅することとなります。
行っていることは非道極まりないですが、それすら霞む「強者」オズボーンの存在により作中での影はやや薄くなっています。
③異形の戦術殻
戦闘では戦術殻の原点と言われている「ゾア=バロール」を使役し、ミリアムやアルティナと同様の戦い方を行い、強力な遅延効果「這い寄る銀腕」、そしてHP・EP・CPを吸収する「サタナスクロー」等を使いパーティーと対峙します。
ただ「序章」では即死攻撃を放つクレアの方が脅威に。そして最終決戦では「シュバリエコール」でガンガンバフを掛け、多彩な攻撃手段を持つルーファスの方が注意すべき敵となっており戦闘においては影が薄くそれほど強敵とは言えません。あくまで物語上での重要人物としての認識となっているようです。
既に消滅しているので「黎の軌跡」では登場しませんが、彼が起こしたことは確実に共和国に影響を与えているので、その「歪み」は作中でも感じることはあるでしょう。
では
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