今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
17回目は「トッテナム」です。
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基本フォーメーション
①指針無き戦い
開幕前は監督選びに苦心しながらヌーノ監督を招聘したトッテナムですが、良かったのはシティに勝利した3連勝を果たした序盤のみでその後はクリスタルパレス、チェルシー、アーセナル等負けてはいけないロンドン勢に連敗、そしてマンチェスターユナイテッドにぐうの音も出ない敗戦を喫しヌーノ監督は僅か4ヶ月で解任。
特に目立ったのは「指針無き戦い」で、ポジションがバラバラな為ビルドアップは機能不全に。更に攻撃面の不安は守備にも影響し、引いて守り固めたつもりが肝心の後ろのミスで大量失点を喫する等悪循環に陥っていました。
解任の原因はまさかのコミュニケーション不足と、3バックの使用も含めウルブスで発揮していた自身の良さを全く出すことが出来ずチームを去ることになりました。
②驚異的な立て直し
後任に選ばれたのは昨シーズンインテルを指揮しスクデットを獲得したコンテ監督。その手腕は確かながら久しぶりのプレミアリーグ、そして裏目にも出かねないその強烈なパーソナリティは不安要素でしたが、結果は見事な立て直しを果たすことになります。
目に見えて改善されたのはビルドアップとハイプレスで、連動性が高く実質僅か1週間余りで機能させたのは見事という他ありません。
その中で特に輝いているのはダイアー。主に3バックの真ん中で起用され対人の強さを見せ、さらに精度の高いロングフィードでチャンスメイクと自身の持ち味を遺憾なく発揮しています。正直新監督の元では居場所が無いと思っていただけに大きな驚きがありました。
そしてエースケイン。シーズン前のシティ移籍報道もありコンディションが整わず、更にチームが連動性を欠き低い位置でのプレーを余儀なくされゴールから遠ざり、ヌーノ監督解任までは僅か1ゴールと結果を残せていませんでした。
しかしコンテ監督就任後はビルドアップが整備された為彼の負担が減り、得意なエリアでのプレーが増えたことで3試合連続ゴールを決める等復調。後半戦の爆発は十分期待出来ます。
③いかに監督のリクエストに応えられるか
冬の移籍市場ではコンテ監督が求めているとのことなので現状では数多くの話が挙がっています。
ロメロが負傷し質量ともに物足りないセンターバックはデ・フライ(インテル)の獲得が噂され、さらにエメルソン、ドハーティ共に物足りない右ウイングバックにはアダマ・トラオレ(ウルヴス)等の獲得が噂されています。更にケシエ(ACミラン)やコウチーニョ(バルセロナ)、ヴラホビッチ(フィオレンティーナ)獲得も囁かれていますが、いずれも高額の移籍金がかかる&争奪戦が予想される為獲得は現実的ではありません。
しかし最低でもセンターバック1枚、そしてセンターハーフ1枚の確保(ウイングバックはコンテ監督お得意のウイングからのコンバートも期待されます。)は必須とも言え、いかに監督のリクエストに応えられるかがレヴィ会長の腕の見せ所と言えます。
そして構想外になりつつあるデレアリの去就にも注目です。出場した時はいいプレーを見せていましたが、、、残念です。
新監督の元見事な巻き返しを見せているトッテナム。このままの勢いを続けるためにどこまで効果的な補強が行われるか注目です。
では
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