※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「クレア・リーヴェルト」について書いていきたいと思います。
①氷の乙女（アイスメイデン）
帝国軍鉄道憲兵隊に所属している若き女性将校で、階級は憲兵大尉です。常に沈着冷静で的確な判断力を持っており、導力演算器並と評される高い頭脳も合わさって「氷の乙女（アイスメイデン）」という異名を持ちます。
ただその異名と異なり、任務以外の彼女の性格は至って穏やかで、気配りや柔らかい物腰も合わさって非常に親しみやすい人物となっています。Ⅶ組に対しても自身がトールズ士官学校出身であることもあり、常に気に掛けており任務にも協力的です。
反面軍人として冷徹な判断を下すこともあり、その点ではサラ（元遊撃士）との大きな思想の違いがあり、時に反目することもあります。
ただ性格上落ち込むことも多いらしく、メンタル面は決して強くないと本人も発言しています。
②敵か味方か
初登場は「閃」で、ケルディック、ヘイムダル、ルーレで憲兵隊として活動しながらもⅦ組を度々サポートしており、非常に多忙な日々を過ごしています。またリィン（後にフィーも参加）との密会時には肩空きドレス姿も披露しています。しかし作中ではその優秀さよりもテロを防ぎ切れなかったことやオズボーン狙撃の犯人を逃してしまっていた事が印象に強く、やや不憫な役回りになっています。
「閃Ⅱ」では軍を離れて行動しており、スポット参戦もします。前作と違い猟兵団も唸る精密射撃、そして卓越した計算力と判断力で仕事を完遂するなどそのスペックの高さを存分に披露。自身が「鉄血の子供たち」であることが判明後は、リィンとはぎこちない関係になりますがレクターの仲介もあり最終盤に和解します。
そして「閃Ⅲ」では少佐に昇進しクロスベル警察学校では臨時教官としてユウナ達を指導しており、ユウナのトールズ士官学校・第II分校での転入を推薦しています。作中ではリーヴスでリィンと再会し、クロスベル鳥籠作戦の実働部隊を指揮します。その後息抜きに訪れたラクウェルで再びリィンと会い、自身の実家が楽器メーカーリーヴェルト社であること、家族を亡くし叔父に引き取られたこと、そしてオズボーンに出会い叔父の不正を暴き処刑したことを明かします。リィンとはいい雰囲気にはなりますが、終盤の「巨イナル黄昏」発動時には呪いの力「因果律制御」を使いこなし彼らと対立することになります。
「閃Ⅳ」では序盤から帝国政府側として登場するも、迷いや後悔がはっきり見て取れ、ミリアムのメールを見たことで精神が壊れる寸前になってしまいます。その後も度々リィン達の前に立ちはだかりますが敗走、ミシュラムでリィンと対峙後、幻想機動要塞にてレクターと共にリィンを迎撃しますが敗北。レクターと共に自決を試みますが阻止され鉄道憲兵隊の責任者として帝国の混乱収拾を行うことになります。
「創」ではリィンや新Ⅶ組と共にユミルを訪れ、マテウスと共にリィン達を「テスト」します。その後クロスベル解放作戦にてレクターと共に合流します。
サブエピソードでは従妹・イサラと再会。始めは罵声を浴びるも、彼女が誘拐されたところを救出したことで関係が良化、お互い昔の呼び名で呼び合うことになります。
③氷の精密射撃
戦闘では導力銃を使用し、「閃Ⅱ」ではスポット参戦ながら物理攻撃必中、即死、遅延効果がある「モータルミラージュ」、凍結100%の「フリジットレイン」、そして全体範囲＋加速とチートな性能を持つ「パーフェクトオーダー」と全キャラ屈指の性能を誇るクラフトを所有しています。
その後は「創」で使用可能になりますが、自己強化の「コンセントレーション」、オーダーの「インフィニティオーダー」など爆発力のある物を取り揃えており、使い勝手は良いです。アーツ要員でも十分運用できるのでパーティーインさせて損はないです。
ただ活躍する機会が少なく、「真・夢幻回廊」の最深部に進むかどうかで使用感が変わるキャラです。
活動範囲が限定されている為、新作「黎の軌跡」での登場はないとは思いますが、後作では「帝国の良心」として活躍してくれるでしょう。
では
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英雄伝説 閃の軌跡I：改 -Thors Military Academy 1204-
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