※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ルーファス・アルバレア」について書いていきたいと思います。
①翡翠の城将(ルーク・オブ・ジェイド)
エレボニア帝国「四大名門」の一角「アルバレア公爵家」の長子で、一つに纏めた金髪を持つ美青年です。
貴族派きっての貴公子であり、
・効率的、合理的な思考に富んだ明晰な頭脳を持つ
・騎士剣を用いた宮廷剣術の腕前も確か
・領民に対しても気さくな好青年で人気が高い
など正に「完璧」人間で、異母兄弟であるユーシスには貴族としての生き方への訓示を含め様々な事を教え、人生の師として慕われています。
また貴族制度は帝国に必要と考え、伝統を重要視する姿勢を見せる貴族派の中心人物でもある一方反対派にも理解を示し最適解を模索する等、冷静な判断も下すことも出来ます。
しかしその正体は「鉄血の子供たち」の筆頭である「翡翠の城将(ルーク・オブ・ジェイド)」、貴族連合の宿敵であるオズボーンの腹心であり、その後は彼の為に暗躍しリィン達と対立することとなります。
実は彼もヘルムートの子では無く母と叔父の不義密通の末生まれた子で、自身を実子としユーシスを遠ざけた貴族の在り方に疑問を持ち、自身の存在意義を見出す為、そして偉大なる父と認めたオズボーンを超えるため行動を起こしていきます。
②新生帝国ピクニック隊
初登場は「閃」で、トールズ士官学院の3名の理事の一人として登場。自身が貴族派である考えを述べます。
本格的に行動するのは「閃Ⅱ」からで貴族連合軍の総参謀となり、帝国正規軍の分断に見事に成功させその頭脳を見せつけます。また温泉郷ユミルにてリィン達と戦闘、アーツの腕も優れているのを証明します。その後は敵とも味方とも取れない行動を取りますが、「煌魔城」にてオズボーンと共に登場。自身の正体を告げカイエン公を拘束します。その後はクロスベル自治州を電撃的に無血占領、初代総督に就任します。
「閃Ⅲ」ではバリアハートはユーシスに任せクロスベル州の初代総督として「鳥篭作戦」を発動する等、市民にとっては耐え難い仕打ちを行いますが、同時に治安維持や経済を大きく改善させるなど有能さも見せています。その後「大いなる黄昏」発動の際にリィン達と対峙した際は自身の過去を明らかにします。
そして「閃Ⅳ」ではエルム湖湿地帯に現れた試しの地の召喚に成功し、金の騎神の起動者となり、相克ではアリアンロードを不意打ちという形で殺害しリィン達の怒りを買うことになります。更なる機神の力を得るべくリィンとクロウと対峙しますが敗北、ユーシスに諭された後全ての罪を被る形でただ一人逮捕されます。
ただ「創」では黒の衛士隊を率い再独立調印式の最中だったクロスベルを再占領しますが彼は偽物で、本当の彼は「新生帝国解放戦線」のリーダー「C」として行動します。
運び屋だったスウィンとナーディアを雇い、ラピスも同行した彼は徐々に本来の姿(愉快でやや天然なお兄さん)を見せ自分らしさを取り戻し同時に自身を見つめ直すこととなります。そして逆しまのバベルの最終決戦後は自身に「天の雷」向けるよう制御。最期を迎えようとしますが、ラピスやユーシス達により救出されます。
その後は「新生帝国ピクニック隊」として旅に出ることとなります。
③2つのオーダーを使う万能戦士
戦闘では騎士剣を使うオーソドックスなスタイルですがアーツも得意である万能選手です。本格的に使える「創」では駆動解除&HP・CP回復効果のある「ソウルイーター」、遅延効果のある魔法攻撃「レネゲードエッジ」、ダメージ&自己強化の「奇剣ゼウァール」自己強化&BP回復の「ノブレスルーン」と一通り揃っています。特にCP管理が難しい「C」ルートでは「ソウルイーター」は重宝します。
そしてCP回復&クリティカル率アップの「クリミナルレイド」、EP回復&駆動時間短縮の「ダークレクイエム」のオーダーも有用で、特に序盤では非常に重宝します。
全編を通してバランスが良く使い易いキャラであると言えます。
流石にキャラが濃すぎる為、新作「黎の軌跡」での登場は考えにくいですが、旅を続けているのでひょこっと現れるかも知れませんね。
では
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