※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「ミリアム・オライオン」について書いていきたいと思います。
①無邪気なムードメーカー
エレボニア帝国の鉄血宰相直属の部下「 鉄血の子供たち ( アイアンブリード ) 」の一人で、コードネームは「白兎」(ホワイトラビット)です。
アガートラム(ガーちゃん)と呼ばれる謎の技術で作られた異形の傀儡を操って戦闘、偵察、情報収集を行う13歳(閃Ⅰ時)の少女です。
性格は無邪気で能天気そのもので、「ニシシ」という笑い方を行い所構わずアガートラムを呼び出そうとするため世間知らずの一面を持ち合わせていますが、その愛嬌の良さもありⅦ組のムードメーカー的役割も果たしています。特にユーシスに懐いており度々彼の調子を狂わせていますが、何だかんだ仲が良く相性が良いのが伺えます。
②人造人間
初登場は「閃」中盤でノルド高原の特別実習で出会い共闘、そして夏至祭の帝都での実習を通してオズボーンから協力の証としてトールズ士官学校に編入されます。当初はⅦ組のメンバーに警戒されていましたが、その無邪気な性格とあまりにも機密事項を漏らす無警戒さもあり、すっかりクラスに馴染んでいきます。部活は調理部に入り、度々トラブルを引き起こしています。
その後「閃Ⅱ」ではアリサやガイウスと共にノルド高原に潜伏しリィンと合流。同じ戦術殻「クラウ=ソラス」を操るアルティナと対峙します。そして「悲しい」という感情を理解できず、これまでの人生で涙を流したこともなかったことが判明しますが、Ⅶ組が散り散りになってしまうことに初めて涙を流すこととなります。
「閃Ⅲ」では情報局に復帰、同じく情報局の所属となったアルティナを「アーちゃん」と呼び可愛がっています。そして初めて自分が黒の工房製の「人造人間」である事を明かします。終盤に「巨イナル黄昏」を引き起こすためにオズボーンの元に戻りⅦ組と対峙しますが、黒の聖獣からリィンとアルティナを守る為に突入し、攻撃を受けてしまいます。そしてヴァリマールに乗っていたリィンの腕の中で静かに事切れ、その身体は「根源たる虚無の剣」へと姿を変えてしまうのでした。
「閃Ⅳ」ではヴァリマールの「武器」として利用されてしまいますが、中盤にて限定的ではあるが思念体として存在していることが判明。アリアンロードとの戦いでヴァリマール共々自らの意思を取り戻すことに成功します。その後は思念体として自由に振舞いますが最終決戦の選択次第で再び肉体を取り戻すことが出来ます。(トゥルーエンド)
そしてトゥルーエンドが正史となった「創」ではガーちゃんも復帰し、ユーシスととみにリィンルートの帝都地下道で加入し、リィンと共に戦うことになります。
③タコ殴り戦法
上述したように戦闘では「ガーちゃん」を使用した重火力アタッカーとしての運用が出来ます。ステータスはSTR、DEF、ADFが高い反面、HP、AGLが極端に低くかなりピーキーな性能をしており、クラフト「アルティウムバリア」(物理防御)の使い方が肝になってきます。
ただ火力は非常に高く、駆動解除&気絶付与かつ低燃費の「バスターアーム」、魔法攻撃且つ範囲がそれなりに広い「ヴァリアントカノン」、高威力且つ付与も優秀な「メガトンプレス」と使い易いラインナップを揃えています。シリーズを通して気絶効果を付与するクラフトが多く、所謂「タコ殴り戦法」を取れるキャラです。
オーダーの「ホワイトデコレーション」は被ダメージを0.1倍にする強力な効果を持ち、Sクラフトをぶっ放される等緊急時に大活躍します。
「創」での登場はユーシス共々難しいとは思いますが、自由な彼女のこと、ひょっこり登場するかも知れません。
では
英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-
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