今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、冬の移籍まとめと後半戦展望について書いていきたいと思います。
9回目は「エバートン」です。
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主な加入選手
ミコレンコ(←ディナモ・キエフ)
パターソン(←レンジャーズ)
デレ・アリ(←トッテナム)
エル・ガジ(←アストンビラ)
ファン・デ・ベーク(←マンチェスターユナイテッド)
主な放出選手
ディーニュ(→エバートン)
予想布陣
①新獲得の招聘と精力的な補強
今シーズンベニテス監督の元シーズンが開幕したエバートンですが、チームは降格圏にまで落ち求心力を失ったベニテス監督はあえなく解任。ダンカン・ファーガソン氏が暫定監督に就き、次期監督に注目が集まりました。そして1月31日に噂にも挙がっていた元チェルシーのランパード監督の就任が発表。契約期間は2年半、さらにコーチには「盟友」アシュリー・コールも就任。新体制の元再出発を図ることとなりました。
さらに最終日にはマンチェスターユナイテッドからファン・デ・ベーク、トッテナムからデレ・アリのダブル獲りを達成。共に出場機会が少なく期するものは少なくないので、大いに期待出来る補強となりました。
②大きな穴は埋まるか
またベニテス監督と対立し退団したディーニュの後釜にディナモ・キエフからミコレンコを獲得、攻守に素晴らしい働きをした前任者の大きな穴を埋める活躍が期待されます。ただランパード監督は3バックを主に使っており、役割が変わることで比較されることも少なくなるので、今のうちに持ち味を十分に出しておきたい所です。
さらにレンジャーズからスコットランド期待の右サイドバックのパターソン、アストンビラで出場機会を失っていたウイングのエルガジを獲得。残留に向けて精力的な補強を行いました。
③吉と出るか凶と出るか
しかしシーズンの見通しは決して明るくありません。まずランパード監督の就任ですが、降格圏から抜けだせるような「処世術」を身に着けている訳ではありません。また一度「壊れた」チームを立て直す能力は未知数で、就任をさせる側もする側も非常にリスクの高い就任となっています。
正直残りのシーズンは「修理屋」(ラニエリ監督等残留争いに慣れた経験豊富な監督)やファーガソン氏にそのまま任せる等、ベターな方法を選んだ方が良いとは思います。
またファン・デ・ベーク、デレ・アリと大物2人の獲得にも疑問はあります。ランパード監督はチェルシー時代では守備はある程度整備するものの、ビルドアップや攻撃の組織作りは苦手で、組織がしっかりしている中で持ち味を発揮出来る前者はユナイテッド時代と同様苦しむ事になるでしょう。またスター選手のマネジメントに苦心している節があり(チェルシー時代にはベテラン選手との衝突がありました。)、癖が強い後者のマネジメントが出来るかどうかは未知数です。kichitan.hatenablog.com
クラブとの縁も少なく(むしろ因縁の方が多そうです。)ファンの目も厳しいので、監督がいかに前政権での課題を克服しているかがカギになってくるでしょう。
ハマれば一気に急上昇、ただ降格の可能性も大いにある余りにもリスキーな強化策。エバートンのこのギャンブルは吉と出るか凶と出るか、注目していきたいと思います。
では
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