今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
16回目は「ユベントス」です。
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基本フォーメーション
①名将の就任も
昨シーズン終了後、かつてユベントスで一時代を築いたアッレグリ監督を招集。インテルからのスクデット奪還を試みたシーズンでしたが、開幕後チームの調子は上がらず開幕4節で勝ち星なし&2度の連敗と大きく出遅れることとなります。
アッレグリ監督は元々スロースターターで中盤でメンバーを固めて驚異的な巻き返しをするチーム作りを行いますが、前半戦でまさかの勝ち点14差を広げられ尚且つ内容もやや乏しいものが多く、驚異的な巻き返しの気配も余り見られませんでした。
チャンピオンズリーグではチェルシーを抑え首位突破しますが、ユベントスらしさは前半では散発的で、かつてのアッレグリ監督が率いた心憎いほどの「強さ」を誇るチームは影を潜めています。
②響く「ロナウドロス」
その原因の大きな一つが前線の構成です。アッレグリ監督はモラタ、ディバラの2トップを主に軸に置いていましたが、両者は共にボールを持った状態で力を発揮出来るオンザボーラーの性質が強く連動性を感じたのはカウンター時ぐらいと相性は良くなく、更に守備意識の足りなさで度々危険なパスを通してしまう等、攻守において苦しい所を露呈しました。
また攻守のバランサーであったダニーロも怪我で離脱したことで、チームの戦い方を再構築する必要性に強いられました。
その為キエーザやベルナルデスキ、キーン、クルゼフスキ等前線での組み合わせを模索したものの前線の組み合わせの最適解を見つけることは出来ず、現在は前半で奮闘していたキエーザを怪我で失いアルトゥールをアンカーに配した4-3-3を使用し、攻撃の迫力不足を補おうとしています。
タレントのバランスが悪くなっていた攻撃陣の中でも、圧倒的なオフザボールでゴールを量産していたロナウドの放出が見事に響いた前半であると言えます。
③パニックバイだけは
そんな中クラブはモラタがバルセロナ移籍を望んでいるという報道により、新たなストライカーを探していると報道されています。
噂ではマルシャル、カバーニ(マンチェスターユナイテッド)やスカマッカ(サッスオーロ)の獲得が囁かれていますが、本命は夏でのヴラホビッチ(フィオレンティーナ)獲得であり、短期レンタルが現実的です。
その為セリエAを知り尽くしているカバー二の獲得がベストであると思われ、ビッグクラブ初挑戦のスカマッカやそもそもフィットすることすら疑問符のあるマルシャル獲得は得策ではないかと思われます。ただキーンやカイオ・ジョルジ等可能性を秘めたタレントも控えている為、パニックバイだけは起こさないようにしておきたい所です。
予想外の苦戦を強いられているユベントス。後半戦の巻き返しになるべき「最適解」をアッレグリ監督は見つけることは出来るのでしょうか。
では
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