今回は主要欧州リーグの2021~2022シーズンの最適解の考察を書いていきたいと思います。
あくまで個人的にですが選手の起用法、配置などについて書いていきたいと思います。
6回目は「トッテナム」です。
提案基本布陣
①コンテ監督就任
開幕から指揮をしたヌーノ監督を解任。前年インテルを率いて優勝を果たしながらも辞任したアントニオ・コンテ監督が新任しました。
そして初戦となったカンファレンスリーグのフィテッセ戦では監督が慣れ親しんだ3バックを採用(3-4-3)し、退場者を出す荒れた試合内容ながらも勝利。3バックはモウリーニョ監督時にも使われたとは言え、短い時間でチームを作り上げ結果を残すその手腕は流石と言えます。しかし監督自身も述べていたように時間が必要で、特に守備の連係などは上手く行かない場面は多く、修正が必要であると思います。
兎に角これから日程が詰まっていく中、いかに自身の哲学と戦術を浸透させられるかが勝負です。
②キーマンはデンマーク代表MF
そんな中、コンテ監督のチームで最も重要なポジションだと思うのが中盤です。ユベントス時代はビダル、ピルロ、ポグバ、チェルシーではマティッチ、カンテ、そしてインテルではブロゾビッチ、バレッラ、ビダルと強度とバランスを備えた強力なユニットを形成しています。特に生命線であるサイドアタックの機能性を高めるボールを振り分けられるプレーメーカーの存在は不可欠で、ユベントスではピルロ、チェルシーはマティッチ、インテルではブロゾビッチがその役割を担っていました。
そしてトッテナムでこの役割を担うのはホイビュアであると思います。確かなプレー強度と司令塔としての判断力やキック精度を誇るこのデンマーク代表は上記の役割を担うにふさわしい選手で、目立った怪我や確執が無ければ彼を中心としたチーム作りが行われると思います。
③壮絶な1枠のレギュラー争い
そして注目されるのは「誰が出場機会を増やし、減らすのか」であります。
まず増えると思われるのは左センターバックで起用されているベン・デイビス。戦術理解能力が高くモウリーニョ監督時初期でも可変システムのキーマンであったので、出場機会は相当増えると思われます。また4バックで居場所が無かったドハーティ、セセニョンも出場機会は得られると思います。
反面1枚ウイングやセンターハーフが削られる為、デレ・アリ、スキップ、エンドンべレ、ルーカス、ベルフワインなどは煽りを受けそうです。(ケイン、ソンは怪我が無い限りは起用されるでしょう。)個人的に楽しみなのはソン、ケインの2トップ+アリトップ下です。
ただ現状どのような組み合わせでも機能しそうなので、壮絶な1枠のレギュラー争いが展開されそうです。
コンテ監督就任により劇的な改善が期待されるトッテナム。今後に大いに期待したいです。
では
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