今回はプレーオフ組み合わせが決まったW杯欧州予選について書いていきたいと思います。
①いずれもユーロに参加した強豪チーム
まずA組はスコットランドvsウクライナ、ウェールズvsオーストリアです。
この4チームはいずれもユーロに参加した強豪チームで、正直どこが勝ち進んでもおかしくないかと思います。
スコットランドとウクライナは共に固い守備からのカウンターが武器で、組織力を売りとしているチームなので非常に拮抗した戦いが予想されます。注目は中盤の攻防で、スコットランドはマッギン、マグレガー、ギルモア、マクトミネイ、ウクライナはマリノフスキー、ステパネンコ、ジンチェンコ、シャパレンコ等タレントが揃っており激しい主導権争いが期待出来るので、楽しみな所です。
ウェールズとオーストリアは共にワールドクラスの選手達の活躍が期待されます。ウェールズはベイル、オーストリアはアラバと国を代表する選手を要しており、彼らを中心にチームを組んでいるのでいかに彼らが機能するかが勝負であると思います。またダニエル・ジェームズやザビツァー等、彼らを支えるタレントも注目です。
このグループの本命はウクライナだと思います。
②両ストライカーの出来
そしてB組はロシアvsポーランド、スウェーデンvsチェコです。
ロシアはクロアチアとの壮絶な首位争いを繰り広げましたが、最終戦で敗れストレートインを逃すことに。際立ったタレントはいないものの全体的なレベルは高く、安定した戦い方が出来るチームであると言えます。一方ポーランドは最後尾にはシュチェスニー、最前列にはレバンドフスキを要するタレント集団で、いかにこの「個」を消すかがロシアの勝ち筋になってくると思います。
そしてスウェーデンとチェコ。注目はストライカー。ソシエダで充実のシーズンを過ごすイサク、そしてチェコは現在怪我で離脱も復帰するとみられるシック。共に守備組織はしっかりしているだけに両ストライカーの出来は大きく結果に関わっていきそうです。また自身最後の大舞台になりそうなイブラヒモビッチ。スペイン戦でも途中出場ながら流石の存在感を見せていただけに、彼をどう起用するかも注目です。
このグループの本命はスウェーデンだと思います。
③下手をすれば両チームとも敗退の可能性も
最後のC組はイタリアvs北マケドニア、ポルトガルvsトルコです。
まさかのイタリア、ポルトガルがグループリーグを同居することになり、W杯では少なくともどちらかのチームは本選で見れません。下手をすれば両チームとも敗退の可能性もあります。共に対戦する北アイルランド、トルコに比べればチーム力は遥かに勝っているものの一発勝負なので、負けられないことが大きなプレッシャーとして襲い掛かると正直わかりません。
イタリアはストライカー不足、ポルトガルは前線の守備とゴール前を固められた時の攻撃と明確な課題があるだけに修正してトーナメントに臨みたい所です。
このグループの本命はイタリア。ポルトガルはやはりロナウド頼みになりそうです。
12チームの内本選に進めるのは僅か3チーム。厳しくとも熱い戦いが期待出来ます。
では
|
【限定生産】【ホーム】GRANDE EURO FRANCE 2016 ポルトガル優勝国モデルTシャツ【グランデ/サッカー/フットサル/EURO2016/ポルトガル代表】ネコポス対応可能
|