きちのうすめ雑記

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UEFA EURO2020総括~3バックシステムの採用増加と適材適所の重要性~【サッカー】

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今回はUEFA EURO2020総括を書いていきます。

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Getty Images

①過密日程とアクシデント

1年遅れで開催されたユーロ2020はコロナ禍の影響で登録人数が23人→26人に拡大され入れ替えが可能になり、交代人数も5人で設定されました。

大会前にはアレクサンダー・アーノルド(イングランド)、ミリク(ポーランド)ファン・ダイク(オランダ)等有力選手の欠場が決定し、他多くの選手が長いシーズンの疲れが癒えていない現状を考えれば、今回の特例は今後も続けていって欲しい所です。

そして開幕したユーロ2020の大会二日目、悲痛な事件が起きました。デンマークのMFエリクセン選手が試合中に倒れ、救命措置を施されました。幸い措置の早さが幸いしてその後容体は安定しましたが、やはり守るべきは選手の命であることと、関係性はあるとは断言は出来ませんが商業優先の過密日程は見直すべきであることが再認識されました。

そんな中グループリーグが行われましたが、かねて前評判通りになりました。上位3位まで決勝トーナメント進出出来ることでやや難易度は下がったものの、デンマークの立て直しとトルコの不振以外は結果上での番狂わせはありませんでした。

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②3バックシステムの採用増加と適材適所の重要性

しかし内容を見ると特に中堅国の頑張りが目立っていました。

特に3バックシステムが中堅国中心に採用され、強豪国を大いに苦しめました。またその戦い方のバリエーションも豊富で、

5バックで守備を固めてのカウンター(フィンランドスコットランドハンガリー北マケドニアポーランド、ロシア)や、

ウイングバックの攻撃性を利用したドイツやベルギー、オランダ、

そして臨機応変に使いこなすデンマーク、スイス、オーストリアイングランド等様々な3バックの形を見ることが出来ました。

さらに監督による選手の「適材適所」も注目されました。

優勝したイタリアは選手の適材適所がしっかり行われており、デンマークウクライナ、スイスなども組織的ながら選手の「個」を生かした好チームを作り上げました。

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反面最後までシステムに拘り過ぎて選手の良さが発揮されたとは言い難いドイツ、中盤の構成に苦労したポルトガル、左サイドバックの怪我人続出により奇策に出たフランス、そしてイングランドの初戦のトリッピアー左サイド等、拙い采配が余計に目立っており、「いかに突出した「個」を適材適所で生かしていくか」が更に重要視された大会になったと思います。

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③今後が楽しみなチーム

最後に今後が楽しみなチームを挙げていきます。

まずは準優勝に終わったイングランド代表は1年後も変わらずタレントが揃っているので、今回の敗北を糧に来年のカタールW杯に臨んで欲しいです。特に今回主軸になり切れなかったフォーデン、ラッシュフォード、サンチョ等には頑張って欲しい所です。

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ただ内容的には今大会のような「個」に頼る場面が多くなりそうなので、いかに選手が個人技術を磨けるかどうかも注目です。

そしてスペイン代表です。ブスケッツ依存は深刻でルイス・エンリケ監督も大会を通じて選手起用に迷いはあったもののベスト4という結果を手に入れました。特に結果が大きな自信になる若いチームにとってこのベスト4は大きな躍進のきっかけになってくれればいいなと思います。

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個ではペドリ、ウナイ・シモン、パウ・トーレス、ダニ・オルモ等今後10年主力になれる選手が貴重な働きを果たしたのは大きかったと思います。今のスペイン代表にはセルヒオ・ラモスイニエスタ、セスクが台頭した2006年のW杯に近い物があり、来年のW杯に楽しみなチームです。

そしてウクライナ代表です。正直当初は余り注目していませんでしたが、試合が続くにつれてどんどん好きなチームになりました。タレントとしてはヤルモレンコ(ウェストハム)、ジンチェンコ(マンチェスターシティ)、マリノフスキーぐらいしか名が知れたタレントはいなかったものの技術レベルや戦術レベルの高さ、そして「ウクライナの矢」シェフチェンコ監督の采配など見所一杯のサッカーを展開し、結果ベスト8まで躍進しました。

W杯予選ではフランスと同居するグループに組み込まれましたが、W杯に出場出来れば質の高いサッカーが期待出来そうです。

 

複数国開催等様々な問題もありながらも感動を与えてくれたユーロ2020。記憶に残る大会となりました。

 

では

 

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