※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「レクター・アランドール」について書いていきたいと思います。
①かかし男(スケアクロウ)
帝国軍情報局の大尉(のちに少佐に)でもあり帝国大使館の二等書記官でもある青年で、かつてはリベール王国のジェニス王立学園で生徒会長を務めていた過去もあります。
別世界ではザナルカンドエイブスのエースを務めています。
普段は自由奔放でだらしない性格ですが、驚異的な諜報能力(情報収集能力や交渉術、局面の見極めや物事の本質をとらえる観察眼)を持ち、数々の国内・国外での難しい交渉をまとめた実績があります。また
・テロの情報を事前に掴み対策を立てる(場合によっては利用する)。
・オズボーン宰相の秘密裏のクロスベル来訪をセッティング。
・帝国と共和国の衝突を事前に回避する為に暗躍する。
等作中でも大きな成果を挙げており、かかし男(スケアクロウ)の異名通りの、非常に優秀で狡猾な人物です。
クローゼは王立学園での後輩にあたり、同学園のルーシーには何かと世話を焼かれています。
その出生は長らく明かされませんでしたが、最下層な「騎士家」出身で、父がオズボーンの家族(リィン含む)や百日戦役の元凶(ハーメルの悲劇)に加担したことで処刑され、天涯孤独になった所をオズボーンに拾われた過去が判明しており、彼はそれを大変気に病んでいます。
②罪滅ぼし
初登場は「空3rd」で、クローゼのサブエピソードとしてジェニス王立学園の生徒会長として登場し、その曲者っぷりを遺憾なく発揮します。その後は学園を突然退学し情報局に入局。その後オズボーンによるリベール電撃訪問に同行します。
そして「零」では「黒の競売会」に合わせてクロスベル入りし割とやりたい放題していましたが、その裏ではロックスミス機関所属のキリカ・ロウランとの密談を通して、帝国と共和国の衝突を事前に回避するべく暗躍していました。
「碧」ではルバーチェ商会跡地を買収し「赤い星座」のクロスベル入りに一役買い、西ゼムリア通商会議ではオズボーンとともに再びクロスベルに来訪。終章では利害関係の一致から特務支援課に協力します。
帝国が舞台となった「閃Ⅰ」では早速共和国と一触即発の状態になったノルド高原に現れ事態を収束させます。後半は「碧」で行動している為登場は暫くありませんでした。
そして「閃Ⅱ」では終盤に登場しⅦ組に協力、「煌魔城」での戦いが終わった後リィンに帝国政府の「要請(オーダー)」を伝える連絡役となります。
「閃Ⅲ」では引き続き連絡役を行っていますが、「黒キ星杯」では「鉄血の子供たち」としてⅦ組の前に立ち塞がります。
そして「閃Ⅳ」でも「鉄血の子供たち」として新旧Ⅶ組の前に幾度となく現れ対峙しますが、ミリアムを救えなかったことを悔いており、最終決戦では「鉄血の騎士」として戦い敗北します。その後は極刑を覚悟するものの逮捕は逃れ「罪滅ぼし」の為帝国内の混乱収拾に尽力することになります。
「創」でも異変が起きたクロスベルに「カン」で入国。長らく自分が犯した罪に悩まされていましたが、クローゼやルーシーと再会したことで自分にも大切な人がいることを再確認し情報局で日々活動しています。
③やや物足りない性能
戦闘では細剣(レイピア)を使用し、「閃Ⅲ」ではスポット参戦ですが「創」で正式にパーティーインします。
「創」では1番早くに仲間に入ることもあり、炎傷・悪夢効果のある「レーヴァテイン」や自己強化クラフト「ヒートアップ」でダメージ源として、さらに2ターン「心眼」+ダメージアップ効果のあるオーダー「フール・ヴァーミリオン」で序盤の火力不足を補う活躍をします。
しかしやや突出したところが無く物足りなさがある性能をしているので、後半になるにつれて出番が減少。「真・夢幻回廊」でもオーダー要因になりがちでやや影は薄いです。
現状帝国に無くてはならない存在なので、新作「黎の軌跡」での登場もあり得そうです。
では
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