※ネタばれ有
今回は軌跡シリーズの主要キャラである「アリサ・ラインフォルト」について書いていきたいと思います。
①「お約束」ヒロイン
トールズ士官学院に新設された特科クラス「Ⅶ組」の一人で、帝国最大の重工業メーカー「ラインフォルトグループ」の令嬢です。
綺麗な金髪ロングに赤い瞳をした女性で、羽のついた髪飾りをつけています。
別世界では女を捨てた肉食獣化しています。
キツそうな見た目と言葉使いに反して性格はお人よしで細やかな気配りが出来ており、他キャラの個性が強すぎて纏まらなかった作中当初は7組のまとめ役にもなっていました。その後リィンが自然にリーダー役になるにつれて彼を公私共(彼女をヒロインに選んだ場合)に支えるサポート役として振舞うことになります。
入学当初はその特殊なお家柄の関係と母親への反発で苗字を伏せていましたが、話が進むにつれて素性を明らかにしています。また流石というべきか導力機器関係は強く、作中では故障した導力車の原因を突き止めたり、様々な兵器の説明役になっていたりと機械関係での活躍も多いです。
リィンとの関係はラッキースケベ&和解と「お約束ヒロイン」の立ち位置(ヒロインはプレイヤーが選べます。)で、後作品の「閃Ⅳ」では唯一恋人状態でストーリーを始められるキャラです。因みに絆イベントでは昔リィンに会っていたことが判明します。
シャロンは幼いことからの付き合いで彼女の奔放な言動に振り回されることも多いですが彼女のことは大事に想っており、素性が判明した後もそれが変わることはありませんでした。
②大会社の令嬢
初登場は「閃Ⅰ」で最初から登場。シャロンの登場もあってその出自を明かすこととなり対峙した母イリーナに卒業までになんらかの道を示すことを宣言します。
そして「閃Ⅱ」ではノルド高原に潜伏し、ラインフォルト社を乗っ取ったハイデル・ログナー伯爵から会社を取り戻すべく行動します。アンゼリカの協力もあり母イリーナの救出、社の奪還に成功した後は帝国の内戦鎮圧に奔走することになります。エンディングでは士官学院を1年で卒業しラインフォルト社に入り技術を学ぶこととなります。
「閃Ⅲ」では第四開発部室長に就任。リィンがクロスベルに訪れた際に機甲兵用の飛翔ユニットを渡し共に行動することとなります。その後「黒キ星杯」では父フランツの生存が判明、シャロンが「身喰らう蛇」に帰ったことで対峙しますが「オーバルギアEXA」に搭乗し対抗することとなります。
「閃Ⅳ」では敗走を余儀なくされエリンの里で他のⅦ組同様意気消沈していましたが、新Ⅶ組の𠮟咤によりリィンとシャロンを取り戻すべく行動。黒の工房でリィンを、飛行戦艦ガルガンチュアでシャロンを取り戻すことに成功し最終戦に臨んでいきます。
「創」ではマキアス、トワと同行しロイドルートで参戦。ティオ、ティータとの共演もあり最終戦ではリィン達とも合流し、黒幕に挑んでいきます。
また「創」では彼女を主人公とした「魔法少女☆まじかるアリサRS」をプレーすることが出来ます。
③凶悪サポートキャラ
戦闘では弓を使用し、長い射程と優秀な崩し発生率(射S)を誇ります。しかし攻撃力は低く物理アタッカーとしては使えず、アーツ中心の攻撃になります。
ただ彼女の真骨頂はその凶悪とも言えるサポート力にあります。
低燃費、駆動解除、火傷付加の「フランベルジュ」、範囲HP回復に加えCPも回復させる「セントアライブ」など優秀なクラフトも多いですが、やはり目を見張るのは「ヘブンズギフト」です。3~4ターンの間CP20回復+心眼効果を範囲地点指定で付与するでクラフトで非常に使い勝手が良いです。特に崩しが必須で敵の火力も高い「閃Ⅱ」ではリィンとのコンビで絶大な戦果を挙げてくれます。
後のシリーズでもそのサポート力は健在。「創」の夢幻回廊でも不可欠な存在になっています。
新作「黎の軌跡」ではラインフォルト社の重役に出世していることが予想されるので、イベント等で登場することが期待されます。
では
英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civil War-
|
|