今回は阪神タイガースvs巨人戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 7-1 巨人 ○西 4勝3敗
阪神 2-6 巨人 ●伊藤将 4勝4敗
阪神 1-2 巨人 ●秋山 6勝3敗
40勝 21敗 2分 287得点 224失点 1位
①感謝を伝える為に
本日は医療従事者への感謝を伝える為に「青トラ」に変わった阪神。先発は7試合勝利が無い西投手、初回いきなり満塁のピンチを迎えますが中島選手をサードゴロに打ち取りピンチを切り抜けます。すると2回、佐藤輝、サンズ、梅野、近本選手のツーベースの連打で一挙3点を挙げ阪神が先制します。
そして3回ノーアウト満塁のチャンスでサンズ選手の見事なグランドスラムで4点を追加、大量リードを奪います。
西投手は本調子では無かったものの要所要所をきっちり抑える投球を披露。7回1失点に纏めエースとしての責務を果たします。及川、岩貞投手もきっちり抑え、待望の4勝目。重要なカードを先勝することが出来ました。
②連勝は7でストップ
先発は連勝を狙う伊藤将投手ですが初回、岡本選手の犠牲フライで先制を許します。しかしその裏大山選手のタイムリーですかさず同点に追いつかれます。
伊藤将投手はその後落ち着きを取り戻しますが、4回大城選手に一発を浴びると6回には坂本選手に通算250号を浴びて2点を離されます。しかしその裏佐藤輝選手の17号ホームランで1点差に詰め寄り反撃ムードにはなりますが8回に藤浪投手が丸選手に1発を浴び、9回にもエドワーズ投手が1点を失い連勝は7でストップ。
立ち上がり不安定だった戸郷投手を崩せなかったのが大きかったです。
③執念を感じた試合
先発は好調ながら巨人戦は勝利が無い秋山投手。阪神は初回巨人高橋投手からチャンスを作るも攻めきれず逃すと、緊迫した投手戦が繰り広げられます。
試合が動いたのは6回、松原選手に一発を浴び先制を許しますが、すかさずその裏佐藤輝選手の変態ホームランで1点を返します。
反撃モードに出たい阪神ですが、7回には北条選手、9回近本選手がチャンスで決めきれず2連敗。原監督の采配も含めて、巨人の執念を感じた試合となりました。
総評
本拠地甲子園で負け越しとやや足踏みしました。やはり巨人は強いです。この試合でも若い戸郷、高橋優投手の躍動、松原選手を控えにおける層の厚さ、原監督の采配などが冴えて勝利を手繰り寄せていました。特に2ストライクからの交代は監督の勝利への執念が感じた場面でした。ただ矢野監督、マネはしないでくださいね。
そして坂本選手の復帰、丸選手の復調等プラス要素も多く、怪我人さえ戻ってこればセリーグトップの戦力を誇っているだけに非常に怖い所です。
その中でも光ったのは佐藤輝選手と及川投手。前者は3戦2発と爆発し、後者は着実に実戦で自分の投球を披露出来つつあります。特に及川投手は勝負所での起用も増えてくると思われるので今後が楽しみです。あと中野選手が規定打席到達、素晴らしい働きを見せています。
次は「鬼門」バンテリンドーム。初戦は大野投手、、、厳しい戦いになりそうです。
では
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