今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第11回目は「チェルシー」です。
主な加入選手
クリバリ(←ナポリ)
ククレジャ(←ブライトン)
フォファナ(←レスター)
チュクエメカ(←アストンビラ)
ザカリア(←ユベントス)
ブロヤ(←サウサンプトン)
主な放出選手
リュディガー(→レアルマドリード)
クリステンセン(→バルセロナ)
サール(→モナコ)
ハドソン・オドイ(→レバークーゼン)
ヴェルナー(→ライプツィヒ)
基本フォーメーション
①オーナーの野心が示された移籍マーケット
アメリカ人実業家であり、MLBのロサンゼルス・ドジャース共同オーナーとしても知られるトッド・ベーリー氏を旗頭とし新体制で夏の移籍マーケットに臨んだチェルシーでしたが、これまで移籍を仕切っていたグラノフスカヤ氏やチェフ氏が退任しSDもマイケル・エドワーズ氏招聘に失敗したことから大苦戦。
今やサッカーでは珍しいともいえるトレード案(MLBでは当たり前ですが)を提案する等、首脳陣のサッカー界への適応に遅れたことから移籍市場では後手後手に回り中々新戦力を加えられずにいます。
しかしスターリング、クリバリの獲得を皮切りに、ククレジャ、フォファナ等リーグ内の実力者を次々と獲得。最終盤では怪我をしたカンテの代役としてザカリア、ストライカーのオーバメヤンを獲得。
最終的には今シーズンの世界最高である2億5000万£を費やし戦力を整え、リュディガー、クリステンセン、ルカクの退団の埋め合わせ&強化、そしてオーナーの野心が示された移籍マーケットとなりました。
②突然の解任劇の真相は
しかしリーグ戦ではリーズに完敗する等3勝1分2敗とスタートダッシュに失敗するとチャンピオンズリーグ初戦ではディナモ・ザグレブ戦に敗退後トゥヘル監督が解任。
その突然の解任は様々な憶測が報じられましたが、
・オーナーがトゥヘル監督にSDを兼用させるものの現場に集中したい監督側からの不信感もあり、関係性が悪化(オーナー側は4-4-3等サッカーの無知を露呈し、監督が呆れていたとの説があります。)
・これまで燻っていた選手側からの不満が表面化しチームのパフォーマンスが低下
・上記を踏まえ成績の向上や関係性の改善も望めない為、オーナー側が解任を決定
したことが濃厚とされ、決して耐え症が無いわけではない事が判明。オーナー(経営側)、監督(現場側)のクッションとなり得るSDの大切さが改めて感じさせた一件となりました。
③新監督の舵取りに託される
そしてブライトンからポッター監督を引き抜き新監督に沿えることが決定。
初戦のザルツブルク戦ではククレジャを3バックの一角とした3-2-5可変の4-3-3を採用。試合はドローで終わるもののまずまずの機能性を見せました。
今後はどうしても戦術面、采配面ではトゥヘル監督との違いは見せられないものの、柔らかい物腰の監督なので(試合中声を荒げて起こっている姿を見たことがありません。)、未知数ながらもマネジメント面でチームを上昇気流に乗せることが求められるでしょう。
戦力的には欧州でも屈指の陣容を誇っているチェルシー。チームの行方は大きなチャンスと捉えた新監督の舵取りに託されることになり、今後も注目です。
では
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