1stレグでは互いに課題を残した両チーム。その課題をいかに修正出来るかが注目です。
ということで先日行われたCL準決勝2ndレグ、チェルシーvsレアルマドリードの感想です。
1stレグの結果はコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
①推進力を生かした見事な突破
チェルシーはハヴァーツをシャドーに起用した3-4-3を採用、一方レアルマドリードはセルヒオ・ラモス、フェラン・メンディが復帰し、ヴィニシウスをウイングバックに起用した3-5-2を採用しました。
試合はマドリーの「奇策」であった右サイドが狙われます。どうしてもウイングバックとしては守備の切り替えが物足りないヴィニシウスの背後を狙われチェルシーに攻勢を許してしまいます。また攻撃においてもカゼミーロを落としビルドアップすることで数的優位になりボール保持は出来るものの、頻繁にベンゼマ、アザールが降りてくる為ペナルティエリアに誰もいない状況が発生しました。
そんな中際立った存在感を放ったのは1stレグでも抜群の働きを見せたカンテでした。推進力を生かした見事な突破からハヴァーツにラストパス、ループシュートはバーに阻まれましたがヴェルナーがしっかり詰めてチェルシーが先制します。
攻め手いきたいマドリーでしたが上記の問題は解決できず前半を終えます。
②1stレグと同様の問題
後半修正していきたかったマドリーでしたが目立った修正は無く、ヴィニシウスは孤立し左サイドに攻撃が偏る等1stレグと同様の問題が起きていました。
またボールロストの多さからカウンターを喰らうことが頻発し、クルトワのビックセーブが無ければ危なかったです。アセンシオ、バルベルデを投入するも、状況はそれほど変わることは無く後半終了前にカンテのパスカットからプリシッチが折り返し最後はマウントが詰めトドメを差しゲームセット。チェルシーが完璧な試合運びで決勝へと駒を進めました。
③完璧な試合運び
チェルシーは開始直後のマドリーの奇策への対応の早さが試合の大局を決めたと思います。トゥヘル監督の修正力の速さ、そして個の戦術理解力が実を結んだ形となりました。またそこからは完璧な試合運びでゲームをリード、ヴェルナーの不調やクルトワの奮闘など小さい誤算はあったもののこれ以上ない内容で決勝に進出することが出来ました。
一方マドリーはジダン監督の采配が裏目に出て、そのまま修正出来ないまま負けてしまった印象です。元々修正は上手くはない監督で選手が個々で修正する傾向はありますが、それでも立て直せなかった程本日のチェルシーは強かったと思います。
これでトゥヘル監督は異なるチームで2年連続のチャンピオンズリーグ決勝進出の偉業を達成し、相手は同じイングランドのマンチェスターシティ。個でも戦術でも非常にハイレベルな極上の戦いが見れそうです。
では
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