今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン総括を書いていきたいと思います。
17回目は「マンチェスターユナイテッド」です。
リーグ 勝ち点74 21勝 11分 6敗 73得点 44失点 2位
カップ戦 ベスト8
ヨーロッパリーグ 準優勝
主な布陣
①浮き沈みの激しい前半戦
スールシャール監督3年目の今シーズン、浮き沈みの激しい前半戦を過ごしました。
まず初戦でクリスタルパレス戦で敗れるとトッテナム戦では6失点の大敗を喫しスタートダッシュに失敗します。特にマグワイアはオフの騒動もありパフォーマンスが不安定になり、DFリーダーの乱調が成績に直結することとなりました。
しかしマグワイアが心身共に調子を取り戻すと見事にV字回復を見せます。特にチャンピオンズリーグではパリ、ライプツィヒと同居しながらも連勝しグループリーグを優勢に進めます。ただその好調も長続きはせず、イスタンブールに余りにもあっさり敗れるとパリとライプツィヒにリベンジを喰らい結果的にグループリーグ敗退。戦力的にも引けを取らず十分に勝てる相手であったので大きな批判を浴びることとなりました。
ブルーノに頼りすぎな攻撃、単調で流れを代えられない交代策。スールシャール監督は窮地に立たされることとなります。
②最適解を見つけた監督のマネジメント
そんな中、攻守共に強度が増したマクトミネイ、安定感が出て来たショーなど個のパフォーマンスが挙がってくると、ブルーノ頼みだった攻撃にも光明が差してくるようになってきます。
エディソン・カバーニ、今シーズンからユナイテッドに加入したベテランFWは当初はその補強に疑問符は多かったものの、オフザボールの動き出しとその献身性で徐々にフィット。後半戦ではマルシアルに代わってレギュラーを務めることが多くなりました。
そしてポグバ、冬でも相変わらずの退団騒動はあったもののより守備の負担が少ない左サイドに起用され、ブルーノと抜群の連携を披露。
彼らの活躍もありリーグ戦ではシティに突き放されたものの2位に、ヨーロッパリーグではビジャレアルに敗れはしたものの準優勝とまずまずの結果を残すことが出来ました。
曲者だらけの集団を壊すことなく最適解を見つけたスールシャール監督のマネジメントは称賛に値します。
③目指すは白い巨人
ただスールシャール監督は結局攻撃は個に頼る他なく、交代策も拙いので現状がチームの限界であることも感じ、来シーズン以降もチームを任せるにはあるチームを目指していくことが不可欠であると思っています。
「白い巨人」こそレアルマドリード。個がずば抜けて高いエリート集団でサッカーを良く知る選手が多く、監督はむしろモチベーターや政治力を求められるチームで今のユナイテッドと似ているチームであると言えます。
しかしよりサッカーを「知る」選手がマドリーに比べれば少ない為、特にDF面で補強しなければ難しいと思います。そういう意味では「本家」から退団が噂されているセルヒオ・ラモスの獲得は実に理にかなっており、実りのある補強になりそうです。
あとは噂されているハーランドが獲得出来ると鬼に金棒で、優勝にグッと近づくと思われます。(サンチョはラッシュフォード、グリーンウッドがいるので必要ではないと思います。)
いかに「銀河系」に近づけるか。退任が決まったウッドワードCEOの最後の大仕事となります。
では
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