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2020~2021シーズン 前半戦振り返りと冬の移籍情報 マンチェスターユナイテッド~好不調の波の激しさ~【サッカー】

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今回は主要欧州リーグの2020~2021シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。

 

11回目は「マンチェスターユナイテッド」です。

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Getty Images

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①好不調の波の激しさ

スールシャール監督3年目に突入したユナイテッドですが、前半戦は好不調の波の激しさが目立ちました。序盤は守備陣の不安定さに悩まされスタートダッシュに失敗しますが、マグワイアのコンディションが戻りマクトミネイが成長を見せるとV字回復を見せ上位に食い込んでいます。

一方チャンピオンズリーグではパリSGライプツィヒに連勝するものの失速し、最後の4戦で1勝しか出来ずグループリーグ敗退に終わりました。

この安定感の無さは偏に「個の力とコンディションに依存する」チーム作りをしているからであると思います。ベースとなる戦術が少ない為選手の出来がそのままダイレクトに成績に直結する形となり、良い時はそのまま押し切れるものの悪い時はあっけなく負けてしまうのもこれが原因です。

交代策もリフレッシュ交代や人海戦術用しかないので個の爆発に掛けるしかなく段階的に相手を攻略するまでには至らなく、スールシャール監督は昨シーズンからの課題であった「脱ブルーノ」を失敗どころか増々依存を強めたと感じました。

しかしプレミアリーグでは上位に食い込んでいるので、後述するポグバ問題を除いてのモチベーションを含むチームマネジメントは、上手く行っていると言えます。

 

②更に存在感を増す

昨シーズン冬の加入で救世主の如き活躍したブルーノ・フェルナンデスですが、今シーズンは更に存在感を増しています。卓越したチャンスメイクはもちろんのこと、PKもありますが早くも二桁ゴールに挙げるなど正に「核」ともいえる活躍を見せています。

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特にスペースを作る動き、使う動きが際立っており、攻撃戦術に乏しいユナイテッドのサッカーにバランスと規律を与えています。

またマクトミネイ、ラッシュフォードも確かな成長を見せており、前者は攻守での強度が増し存在感が上がり、後者はまだ好不調の波はあるものの固め打ちできる爆発力を見せることが出来ました。近未来の攻守の軸の活躍は喜ばしい所です。

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反面新加入のテレスはショーの陰に隠れ、ファン・デ・ベークは起用法が安定せず力を発揮出来ませんでした。共に高い能力を持っているだけに残念な所です。特にファン・デ・ベークはブルーノが欠場した際に最も活躍しなければいけない選手なので、今の間にしっかりと起用法を決めて欲しい所です。

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③三度振り回される形に

冬の移籍市場では再びサンチョ(ドルトムント)の獲得に向かいそうです。しかしアタランタのアマド・トラオレが冬から合流するので、やや攻撃陣が飽和状態になります。出番が少ないダニエル・ジェームズ、リンガードも含めしっかりと考えていく必要はあるでしょう。

そして再びポグバの移籍が浮上しています。今回も代理人のライオラ氏を通して起こった騒動で、ユナイテッドは三度振り回される形になっています。ライオラ氏はリンガードの代理人も務めているため今後の関係性も気になる所です。

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では