※ネタバレあり
今回は名探偵コナンの登場人物「赤井秀一」について書いていきたいと思います。
①赤い彗星
緑の瞳とその下の特有のクマ？、若干くせっけのある髪が特徴の男性で、主に黒のニット帽とジャケットを着用していることが多いです。
名前の由来は「機動戦士ガンダム」の「赤い彗星」シャア・アズナブルとその声優（赤井秀一の声優でもあります）池田秀一さんから取ったものです。作者の青山剛昌先生は、大のガンダムファンで有名でその後、FBIや公安関係でガンダム関係のキャラ（声優）にオマージュしたキャラが多数登場します。
さらに偽名「諸星大」も、シャアの本名「キャスバル・レム・ダイクン」から取っているみたいです。（ウルトラセブンの「モロボシ・ダン」やうる星やつらの「諸星あたる」にかけている等諸説あります。）
因みに怪盗キッドの父親「黒羽盗一」も池田秀一さんが演じています。
②とてつもない切れ者
性格は「冷静沈着」で滅多に感情を表に出すことがありません。そのポーカーフェイスぶりは妹の世良真純が笑わせた新一を「魔法使い」と評する程崩れていないようです。
その正体はFBI（アメリカ連邦捜査局）の捜査官で、合同捜査時にコナン（工藤新一）の有用性を一早く見抜いたり、本業ではないものの工藤新一並み推理力を見せる等非常に頭脳明晰です。さらに狙撃の腕も黒の組織や軍のスナイパーを凌ぐ凄腕で、格闘術も截拳道（ジークンドー）の達人でもあります。
そのとてつもない切れ者っぷりから黒の組織からは「シルバー・ブレット（銀の弾丸）」と評されています。
作中でもコナンと共に組織や安室を出し抜いたり、陰謀を阻止したりと大活躍。現在も「沖矢昴」という大学生でコナンの手伝いをしながら日々組織と戦う準備をしています。
因みに蘭とは、NYでの事件で面識があります。
「思い出していたんだ…おまえによく似た女を…平静を装って陰で泣いていた…バカな女のことをな…。」
また組織に潜入捜査をした過去があり、「ライ」と呼ばれるまで出世し宮野明美と恋人同士になります。しかしジンを捕らえる為の作戦に失敗し、組織に正体がバレると明美は忙殺されてしまいます。そのことから妹の志保（灰原）に対しては罪悪感は持っているようで新一の家に住んでいるのも彼女を守る為でもあるようです。
「そんな顔するな。命にかえても守ってやる…。」
また安室透とは、共に潜入していたスコッチの死を巡って対立。劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」では格闘シーンを繰り広げ、「赤と黒のクラッシュ」でも死を疑われるなど、彼に激しい憎悪を向けられています。
「裏切りには、制裁をもって答える…だったよな？」
③ファミリー総出の全面対決
最初に作中に登場したのはテレビアニメ第230話・第231話の「謎めいた乗客」で、バスの乗客として登場しました。灰原が恐怖で震えていた事から当初は黒の組織のメンバーだと考えられていましたが、その後第345話の「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」でFBIであることが判明、第495話～第504話の「赤と黒のクラッシュ」で初めて協力関係を結びます。
その後も意気投合したように次々と二人で事件を解決（赤井は沖矢昴としてですが）し、協力関係は続いていきます。また妹の世良真純、弟の羽田秀吉、母のメアリー・世良も登場。新作映画（今年4月に公開予定）の「名探偵コナン 緋色の弾丸」には全員登場予定と、黒の組織と「ファミリー総出の全面対決」になりそうなので非常に楽しみです。
「ええ…後悔させてやりますよ…私をふった事を…血の涙でね…。」
これからもコナンの良き相談役として重要な役割を果たしてくれそうです。
では
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