※ネタバレ有り
今回は名探偵コナンの登場人物「安室透」について書いていきたいと思います。
①絵にかいたような好青年
毛利小五郎の弟子の私立探偵で、探偵事務所の階下にある喫茶ポアロで働いている青年です。色黒肌で金髪を持ったイケメンで、爽やかで気も利く人当たりの良さなど絵にかいたような好青年です。
初登場はテレビアニメの第667話・第668話の「ウェディングイブ」で、見事な推理を披露しますが小五郎(コナン)の推理に看破されます。それがきっかけで毛利小五郎の弟子として度々登場します。
声は言わずとしれた古谷徹さん。安室透という名前も彼が演じる「機動戦士ガンダム」の主人公「アムロ・レイ」と本名の徹を組み合わせたもので、後々判明する「降谷零」という本名も残りを繋げたものになります。
余談ですが登場回の「ウェディングイブ」の登場人物も
加門初音=クラウレ・ハモン(同上。ラルの内縁の妻)
春岡参治=ザンジバル(機動戦士ガンダムに出てくる機動巡洋艦)
とガンダムに出てくるキャラ・メカに由来したものになっています。
「なにしろ僕は彼女に雇われた…プライベートアイ…探偵ですから。」
②3つの顔と多種多様の能力
そして話が進むにつれて彼の「別の顔」が明らかになってきます。
まず黒の組織の情報収集役「バーボン」です。赤井秀一に変装してFBIの情報を収集しベルツリー急行の事件でシェリーを確保しようとしたり、赤井の死を不振に思い沖矢昴を問い詰めたりしています。その洞察力は組織随一で、よく一緒に行動しているベルモットや同僚に当たるジンには一目置かれている存在になっています。
「初めまして…バーボン…これが僕のコードネームです…。」
そして公安警察官であることも判明します。所属は警察庁警備局警備企画課で、部下を持ちある程度の指揮を任されていることから階級は警部以上であると考えられます。
因みに部下の風見警部補は別世界ではニュータイプの後継者となっています。
公安でも相当な切れ者であることがわかり、劇場版では警察そのものを利用して暗躍しており、火器の扱い(爆弾は同僚である松田刑事に教わったみたいです。)やボクシングをベースにした格闘術(赤井秀一とほぼ互角)、人間離れしたドライビングテクニック(劇場版ではそれが顕著)など能力の高さを見せています。
またテニス(ジュニアでの大会の優勝)、ギター、料理(スピンオフ作品ではメインにすらなっています。)等、仕事に必要ないと思われる多種多様の能力も持っています。
相当な凝り性なのでしょうか。
③赤井との因縁
いつも余裕のある表情を見せコナンですら上手く丸め込む安室ですが、赤井秀一絡みになると途端に感情的になる部分があります。
その原因は赤井と安室が黒の組織に侵入していた際、彼の幼馴染で親友であり同じ潜入捜査官でもある「諸伏景光」の自殺を赤井が止めなかったことで、彼に対して強い恨みを持っていることです。これだけを見ると逆恨みにしか思えない行動ですが、赤井のその後の言動(自分が撃ったと発言している)ことや、それに関しての言い訳や真実を言っていないことでの苛立ちが余計に彼を掻き立てているかもしれません。まさにアムロとシャアの変に拗らせた関係に似ています。(ララァ関連)
今後は彼らの和解を含めた関係性も注目していきたいです。和解=黒の組織壊滅になりそうなので最終盤になりそうですが、、、。
登場は遅かったもののそのウィットに富んだ言い回しや高い能力に反して、周りを想う人間臭さを持ち合わせて絶大な人気を持つ安室透。今後の活躍も期待したいです。
では
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