今回は先日決められた決勝トーナメントの組み合わせについて書いていきたいと思います。
主に注目カードについて書いていきます。
組み合わせはコチラ
ボルシアMG(ドイツ)vsマンチェスター・シティ(イングランド)
ラツィオ(イタリア)vsバイエルン(ドイツ)
アトレティコ・マドリード(スペイン)vsチェルシー(イングランド)
RBライプツィヒ(ドイツ)vsリヴァプール(イングランド)
ポルト(ポルトガル)vsユベントス(イタリア)
バルセロナ(スペイン)vsパリ・サンジェルマン(フランス)
セビージャ(スペイン)vsドルトムント(ドイツ)
アタランタ(イタリア)vsレアル・マドリード(スペイン)
①最も厄介な相手
アトレティコ・マドリード(スペイン)vsチェルシー(イングランド)です。
攻撃の型がまだ固まっていない感のあるチェルシーにとっては、綿密な守備組織を構築しスアレスという「飛び道具」を持つアトレティコは「最悪」とも言える相手です。
更にアトレティコは攻撃陣にもカラスコやロディ、トリッピアー、ルマールなど優秀なサイドアタッカーが揃っており、サイドバック裏には細心の注意を払う必要があります。場合によってはチェルシーは守備的にする必要がありそうです。
チェルシーのキーマンは未だ起用法に一貫性が無いハヴァーツです。個人的にはより中央でプレーさせてあげたいですが監督の決断に注目しています。
また修正力に乏しいランパード監督のファーストプランがハマるかどうかが勝負を決めると思います。もし外れれば昨年のリヴァプールと同様、百戦錬磨のシメオネ監督に試合を支配されることになるでしょう。
②恐ろしい速さのトランジション
RBライプツィヒ(ドイツ)vsリヴァプール(イングランド)です。
共にドイツ人監督が率いるチームで、よく似たサッカーを志しているので非常に楽しみな所です。特に「恐ろしい速さのトランジション」が展開されることが想定され、瞬きすら許さない程の攻防が展開されるでしょう。
キーマンはやはりナーゲルスマン監督です。この「形が読めない」指揮官の采配は非常に楽しみで、昨シーズンにトッテナム、アトレティコを撃破したような采配を期待しています。
一方リヴァプールはやはりカウンターにどう対策するかがカギになってきます。特に今シーズンは個人の不調や怪我などがあり、ハイラインが裏目に出て大量失点することがあるのでクロップ監督がどこまでリスクマネジメントを取ってくるのか注目です。
③無視できない試合
バルセロナ(スペイン)vsパリ・サンジェルマン(フランス)です。
やはりこの試合は無視出来ないです。両チームとも今シーズンはパッとしない試合が多く満足出来る結果を出せていないですが、共にバルセロナでプレーし、抜群のコンビネーションを見せていたメッシvsネイマールは見ものです
このカードの因縁は2016-2017シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の「カンプ・ノウの奇跡」をどうしても思い出してしまいます。0-4で1stレグを落としたバルセロナがホームカンプ・ノウで6-1の大逆転勝利を収めた試合。この逆転劇の立役者となったのがネイマールで、その翌シーズンパリサンジェルマンに移籍したのも印象的です。
流石に両チーム共に指揮官が変わりチーム状況も変わっているので、このようなゲームは行われないと予想されますが、トゥヘル監督の策にクーマン監督がどこまで対応できるかがカギになりそうです。
いずれも注目カード満載のチャンピオンズリーグ。1stレグは2/17~2/18、2/24~2/25、2ndレグは3/10~3/11、3/17~3/18で開催予定です。UEFA.TVはどの試合をリアルタイムで放送してくれるのでしょうか。
では