今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 7-6 DeNA ○漆原 1勝4敗 ゲラ 1勝4敗14S
阪神 3-1 DeNA ○大竹 11勝7敗 石井 4勝1敗1S
74勝 63敗 6分 485得点 420失点 2位
①4点差をひっくり返す逆転劇で2位を確保
先発は才木投手。3回に1アウト1,2塁のピンチを背負うと、佐野選手に2点タイムリーを打たれ先制を許します。しかしその裏、森下選手のタイムリーツーベースで1点を返し、5回に中野選手が同点となるタイムリーを放ち試合を振り出しに戻ります。
しかし6回にノーアウト満塁のピンチから宮崎選手のタイムリーツーベース、牧選手にホームスチールを奪われ3点差、さらに7回には牧選手にタイムリーを浴び点差を4とされます。
それでも打線はその裏ノーアウト2,3塁のチャンスを作ると、糸原、近本、大山選手のタイムリーで1点差まで詰め寄り、佐藤輝選手が逆転となるタイムリースリーベースを放ち試合をひっくり返します。
その後桐敷、ゲラ投手が見事に抑えそのまま試合終了。4点差をひっくり返す逆転劇で2位を確保しました。
②2投手のプロ初登板だけが光った試合
先発は青柳投手。2回3回とピンチを背負うも何とか切り抜け無失点に抑えますが、6回2番手村上投手が宮崎選手にファウルの「打ち直し弾」で2点を先制されます。
打線はDeNA先発吉野投手に大苦戦し、6回無安打。そして継投で9回まで無安打に抑えられる失態を犯し完封負け。
佐藤蓮、川原投手のプロ初登板だけが光った試合となりました。
③最終戦を勝利で締め括り、良い形でクライマックスシリーズに
先発は大竹投手。打線は2回満塁のチャンスを逃がすも4回にピンチを切り抜けると、5回にノーアウト満塁のチャンスから大山選手の2点タイムリーツーベース、佐藤輝選手の犠牲フライで3点を先制します。
大竹投手はランナーを背負いながらも5回無失点の好投でマウンドを降りることに。その後7回に前川選手の落球により1点を失うもそのまま逃げ切り試合終了。
最終戦を勝利で締め括り、良い形でクライマックスシリーズに臨む事となりました。
総評
クライマックスシリーズで当たるDeNA相手に勝ち越し。正直戦い方に変化がある為あまり参考にはならないものの相手に対して苦手意識を付けなかったのは大きかったと思います。
特に打線では大山選手の調子が上がっているのは頼もしい限りで、クライマックスシリーズでの大暴れが期待出来ます。
投手陣は軸となる才木投手に疲れが見えるのが気がかりですが、他投手は安定しており中継ぎ陣も富田、岡留投手に使える目途が立っている状態。序盤で大崩れしない限り戦う体制は出来上がっていると思います。
ただそれ以上にインパクトがあったのは岡田監督の今シーズン限りの退任が報じられた事。昨シーズン日本一に導いてくれた指揮官の有終の美を飾る為にチームはより力を発揮してくれそうです。
次は短期決戦となるクライマックスシリーズ。何としてでも初戦に勝利し、勢いに乗りたい所です。
では
卓上 阪神タイガース週めくり(2025年1月始まりカレンダー)
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