阪神タイガース（2024）DeNA戦～前日のショッキングな負けを払しょくする快投～【プロ野球】

今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。

阪神 4-3 DeNA　○岩崎　２勝５S　ゲラ　２敗６S

阪神 9-11 DeNA　●岩崎　２勝１敗５S

阪神 1-0 DeNA　○才木　４勝１敗

18勝　14敗　4分　117得点　103失点　1位

①中継ぎ投手の粘りで、連敗をストップ

先発は青柳投手。初回近本選手の先頭打者ホームランで先制点を挙げるも、その裏青柳投手の制球が乱れ四球と死球で初回に1アウト満塁のピンチを背負うと、押し出しの四球で同点に追い付かれます。

しかしその後も不安定ながら何とか抑えていくと、6回に1アウト1，3塁のチャンスから大山選手のタイムリーで再び突き放すと、この日今シーズン初のスタメンに選ばれた井上選手のサード強襲の安打で2点差に広げます。

ただその裏に変わった森選手に3塁打を打たれると、続く筒香選手にもタイムリースリーベースを浴び1点差、そして2番手石井投手が京田選手にタイムリーを浴び同点に追いつかれます。それでも後続をしっかり抑えると、3番手島本投手が2アウト1，2塁のポピンチを切り抜け同点のまま試合が進んでいきます。

そして迎えた9回、打線はDeNA2番手森原投手から1アウト1，3塁のチャンスを作り、ノイジー選手が値千金のタイムリーを放ち再びリードすると、その裏はゲラ投手がしっかり抑え試合終了。中継ぎ投手の粘りで、連敗をストップしました。

ただ打球を受けて退場した宮崎選手の状態が心配です。

②まさかの投懐により7点差をひっくり返され、敗北

先発は伊藤将投手。打線は2回に1アウト1，2塁のチャンスを作ると木浪選手のタイムリーと近本選手のタイムリーツーベースで3点を先制します。

しかしその裏佐野選手にタイムリーツーベース、京田選手のセカンドゴロの間に1点を返され1点差に。それでも3回に佐藤輝選手のラッキーなタイムリーヒットと井上選手のタイムリーで追加点を挙げると、2アウト満塁から近本選手がグランドスラムを放ちこの回一挙6得点を挙げ7点差とします。

そのまま楽勝ペースかと思われましたが、伊藤将投手がピリッとせず4回に1点を返されると、5回に佐野選手にタイムリーを浴びると、京田選手には走者一掃のタイムリーツーベースを打たれ一気に4失点。2点差に追いつかれると、8回には岩崎選手が蛯名、筒香、牧選手に本塁打を浴び4失点。

まさかの投懐により7点差をひっくり返され、敗北を喫しました。

③前日のショッキングな負けを払しょくする快投

先発は才木投手。序盤はDeNA先発大貫投手との激しい投手戦を繰り広げていきますが、3回その才木投手に四球が与えられこの日1番に起用された井上選手がヒットで繋げると、中野選手のタイムリーツーベースで先制点を挙げます。

才木投手は相手を力でねじ伏せる素晴らしい投球で0を積み重ねると、7回のピンチも筒香選手をダブルプレー、桑原選手をセカンドゴロに抑え切り抜けると、9回128球4安打5三振で完封勝利。

前日のショッキングな負けを払しょくする快投でカード勝ち越しを決めました。

総評

2戦目のショッキングな敗北のインパクトが強すぎたのか負け越しの気分でしたが、結果的には勝ち越し。その要因はなにより投手であり、1戦目は中継ぎ陣、3戦目は才木投手とそれぞれヒーローを生み出しました。

ただ青柳投手、伊藤将投手はこのカードで崩れ伊藤将投手は既に登録抹消済み。現状及川投手が1軍登録されビーズリー投手が2軍で無双状態、岡田監督が誰を起用するのか注目です。

一方打線はまだまだ冷えたままで3戦目は森下、佐藤輝選手がスタメン落ち。代わりに井上選手や近本選手が頑張っているものの彼らは本来の役目ではありません。やはり大山選手を加えたこの3人の内の一人でも波に乗れればとは思います。

そして前述したように井上選手は1軍登録後3試合連続でヒットを記録。見事にチャンスを生かしており、あわよくば彼らの代わりに台頭してくれればと期待してしまいます。

次は中日戦。そろそろ中軸から快音を聞かせて欲しいです。

では

きちのうすめ雑記