今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第15回目は「マンチェスターユナイテッド」です。
主な加入選手
ヨロ(←リール)
デ・リフト(←バイエルン)
マズラウィ(←バイエルン)
ウガルテ(←パリSG)
ザークツィー(←ボローニャ)
主な放出選手
ヴァラン(→コモ)
カンブワラ(→ビジャレアル)
ワン=ビサカ(→ウェストハム)
マクトミネイ(→ナポリ)
アムラバト(→フィオレンティーナ)
マルシャル(→AEKアテネ)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ優勝
カップ戦タイトル獲得
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
①最高とも言える夏の移籍市場
昨シーズンプレミアリーグでは不振を極めたものの、FAカップで優勝し何とか続投が決定したテン・ハーグ監督ですが、オフにフロントは監督に対して最高のバックアップを行い若手の中で有望株であったヨロ、ザークツィーを早々に獲得。
さらにアヤックス時代に重用したデ・リフト、マズラウィを確保すると、最終盤には足りないとされていた守備的ミッドフィルダーにウガルテを獲得。これ以上ない補強を行ったと思います。
また生え抜きながら伸び悩みを見せていたマクトミネイ、高額年俸ながら負傷が多過ぎて不良債権化しつつあったヴァラン、マルシャル、そしてテン・ハーグ監督のサッカーに合わなかったワン=ビサカを放出し陣容整理にも成功。
最高とも言える夏の移籍市場となりました。
②スタートダッシュに失敗
しかし開幕戦のフルハム戦は勝利したものの、2節ブライトン戦は後半ロスタイムに被弾して敗北を喫すると、3節リヴァプール戦では攻守において圧倒されホームで屈辱の0-3で敗北し連敗。
続くサウサンプトン戦では相手の拙守もあり快勝するもヨーロッパリーグで格下とされるトゥベンテにホームで引き分けると、続くトッテナム戦では退場者が出たのもありましたがこちらも攻守共に圧倒され0-3の完敗。スタートダッシュに失敗することになりました。
その大きな要因は監督の戦い方と適材不適所。2バック&アンカーで行われるビルドアップは余りにもリスクが高すぎて特に強豪相手ではプレスの餌食に。さらにアンカーでボールを散らすのはビルドアップが苦手なカゼミーロと、選手の役割分担にも大いに疑問を残しました。
正直現状のシステムでは誰を起用しても苦しいのは間違いなく、ボールを保持したいのならば3バック+2ボランチでのビルドアップの整備は必須事項に。このまま無理してビルドアップをするならば放棄して堅守速攻に徹した方が勝利に繋がると思われます。
③戦い方を変更しないと苦戦は必至
そんな中当然ですがテン・ハーグ監督に批判が集中。得点を挙げられず守備技術や意識に乏しいラッシュフォードのスタメン起用も含めて、売りであるマネジメント面でも綻びを見せており、近日中に進退が決まるのは間違いなさそうです。(先日行われたヨーロッパリーグではFCポルトに土壇場のゴールで引き分けに持ち込んでいます。)
ただこの週を仮に乗り越えられたとしても前述したように戦い方を変更しないと苦戦は必至。これまでの事を考えると哲学は変える気は無さそうですが、追い詰められた際の監督の判断には注目したいです。
最高の補強を行ったものの結果が残せず、早くも窮地に立たされているマンチェスターユナイテッド。赤い悪魔の復活はいつになるのでしょうか、、、。
では
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