今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第10回目は「リヴァプール」です。
主な加入選手
主な放出選手
マティプ(→フリー)
チアゴ(→引退)
バイチェティッチ(→ザルツブルク)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ4位以内
チャンピオンズリーグベスト8
新シーズンのノルマ
リーグ6位以内
チャンピオンズリーグベスト16
①不安だけが目立つ移籍市場に
9年間指揮を執ったクロップ監督が退任と激動の夏となったリヴァプール。その後任となったのはフェイエノールトで指揮を執り優勝に導いたスロット監督。
偉大過ぎる前任者との対比がどうしても行われる非常に大きなプレッシャーの中チーム作りを進めたかったもののチームの補強は進まず、スビメンディ(ソシエダ)、ラビオ(ユベントス→フリー)等狙ったターゲットに悉く逃げられることに。
移籍市場最終盤でやっとユベントスからキエーザを獲得するも、マティプ、チアゴ、バイチェティッチの放出と選手層の不安だけが目立ち開幕を迎えることとなります。
②機能性の高いチームを短時間で作り上げる
しかしその不安を払しょくするようにチームは5節を終え4勝1敗と勝ち点を積み重ねスタートダッシュに成功します。
その大きな要因はスロット監督の緻密な戦術で、相手のプレスに合わせたビルドアップと時折混ぜるロングボールでボールを確実に前進させると、前監督仕込みの猛烈なプレスで相手を圧倒。文字通り相手を粉砕したミラン戦やユナイテッド戦等型にはまった時の爆発力は凄まじいものがありました。
また不器用なタイプであるフラーフェンベルクに明確なタスクを与え攻守共に機能させると、ルイス・ディアス、サラーの両ウイングはゴールを量産。機能性の高いチームを短時間で作り上げているスロット監督の手腕は流石であると言えます。
③拘りが強すぎるが余り
ただ反面自身の用兵や戦術に対する拘りが強すぎるが余り、ノッティンガム戦では出場した選手達のコンディションの悪化が直結して敗戦。また少数精鋭のスカッドである為怪我人が続出すると一気に機能不全に陥る可能性があります。
実際彼の構想に入っていないとされるジョー・ゴメスと遠藤の出番は激減し、冬の移籍市場に去るとの噂も。正直彼らを使わないでいられる程スカッドには余裕が無いので、早めにターンオーバーを敷き機能性を高めた方が良いかと思います。
またはっきり物事を言う(言ってしまう)我の強さはオランダ時代から変わっておらず、「口は災いの元」という言葉通りの行動が起こせるか、注目です。
とにかく今シーズンは来シーズンに繋がる土台を作ることが出来るかが勝負で、スロット監督の采配やマネジメントに今後も注目していきたいと思います。
では
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