今シーズンから新フォーマットで行われるチャンピオンズリーグ。その初戦に相応しいビッグカードであるACミランとリヴァプールの1戦。共に指揮官が変わるもその歩みは対照的。ただ欧州の舞台では通用しない部分もあり、その戦い方に注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグリーグフェーズ第1節、ACミランvsリヴァプールの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
ミランは守備4-2-4の4-2-3-1、対するリヴァプールも守備4-2-4の4-2-3-1を採用していました。
試合は早々に動き、メニャンのロングフィードをカラブリアが競り合いに勝つと、モラタが繋ぎプリシッチがドリブルで突破。角度のない所から振りぬきサイドネットに突き刺し先制点を挙げます。
いきなり先制パンチを喰らったリヴァプールですが徐々にボールを保持。アーノルドが外内でボールを受ける3バックのビルドアップで流れを引き寄せてくると、フリーキックからコナテが豪快に頭で叩き込み同点に追いつきます。
さらにサラーがこの試合2度目となるクロスバー直撃シュートを放つと、コーナーキックからファン・ダイクが頭で合わせ逆転します。
ミランはその後攻勢に出たいもののビルドアップがままならず、レオン、テオの個人突破はあったものの得点には繋がらず前半を終えます。
後半
後半流れを変えたいミランですが、守護神メニャンが負傷交代するアクシデント。それもありより勢いに乗ったリヴァプールはガクポの突破からの折り返しにソボスライが合わせ追加点を挙げます。
その後も流れは変わらずそのまま試合は終了。リヴァプールが逆転勝利を挙げアウェーで勝ち点3を得ることに成功しました。
総評
ミランにとっては自分達のサッカーが通用せずに完敗。さらに相手側に自分達が理想とするサッカーを行われ、余りにも杜撰であったセットプレーの守備も含めた連携面の乏しさを露呈する等最悪とも言えるスタートとなりました。正直現在の戦い方では欧州は勿論の事リーグでも苦しい所で、早急に戦い方を定めないと相当厳しいと思います。
一方リヴァプールは強豪相手にアウェーで逆転勝ちと最高のスタートに。前述したミランのセットプレー守備の杜撰さもあり2得点を挙げ、ゲーム自体も支配する事に成功しました。
そんな中輝いたのはガクポ。判断の良さによる連携に加え突破力も見せアシスト。幾度となく違いを見せルイス・ディアスに宣戦布告した形となりました。
セットプレー2発で逆転し、初戦に勝利したリヴァプール。今後もその戦いぶりに注目です。
では
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