きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

再評価される監督 モナコ ヒュッター監督~本領を発揮した「モナ王」~【サッカー】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回は再評価される監督について書いていきます。


第5回目は「モナコ ヒュッター監督」です。

Getty Images

①再起を図ったリーグアンへの挑戦

アドルフ・ヒュッター監督はザルツブルクオーストリア)、ヤングボーイズ(スイス)で評価を高め、2018年にはフランクフルト(ドイツ)で結果を残し、2021年にボルシアMG監督に就任します。

kichitan.hatenablog.com

 

しかしボルシアMGでは沈みゆくチームを立て直す事が出来ず10位とここ10年で最も悪い成績で終えてしまうと僅か1年で解任の憂き目に。フランクフルトでの背信行為」(残留を宣言したにも関わらず1か月後にボルシアMG監督就任を発表)もあり、ドイツ国内で仕事を行うのは困難だったようでその後は1年間音沙汰なしでした。

そして2022年にモナコ監督就任が発表。スクーロSDの影響もあり前シーズン後半の失速でチャンピオンズリーグ出場権を逃したチームで再起を図ることとなりました。

 

②本領を発揮した「モナ王

そして夏の移籍市場では守備の要であったディザシをチェルシーに放出するものの、サウサンプトンからサリス、トリノからシンゴを獲得しその穴を埋めると、ヤングボーイズ、ボルシアで指揮官に師事したザカリアを獲得、そして大怪我をしたエンボロの代役としてアーセナル燻っていたバログンも確保しシーズンを始めます。

すると開幕から好スタートを切り上位に位置すると30節のブレストとの上位対決で見事勝利し2位に浮上。チャンピオンズリーグ出場権をほぼ確実なものとしています。

その要因はやはり爆発力を発揮した攻撃陣で、チーム総得点はパリに次いでリーグ2位。特にザルツブルグで指揮官に師事した南野は、守備の切り替えの早さシャドーストライカーとしての働きが明確化され決定的な働きを連発し実力面でもモナ王」に相応しいプレーを披露しています。

kichitan.hatenablog.com

 

またゴロヴィンも負傷離脱前まではその技術とキックで多くの違いを生みだす事に。トップ下を主戦場とするこの二人の競演を実現させたヒュッター監督の手腕は見事であると言えます。

 

③守備を安定させない限り   

反面守備陣は集中力を切らす事が度々あり、特に早い時間帯に先制弾を被弾する事が多いです。中心として期待されたサリスは怪我により満足にプレー出来ず、攻守において存在感が抜群だったカイオ・エンリキも膝の怪我で長期離脱。冬の移籍市場でケーラーを獲得するも、軸を失った守備陣は終始安定感を欠きました。

現状はそれでも同点、逆転する場面は多いもののサッカーは失点の重みが非常に高いスポーツ。欧州でも安定した戦いを行う為にも、オフの移籍市場では現在の選手を維持しつつ代役不在となっていたサイドバックの強化は不可欠であると言えます。

 

魅力的なサッカーを展開し再びモナコを欧州最高の舞台に舞い戻らせたヒュッター監督。来シーズンの戦いぶりにも注目です。

 

では

 

【予約RET05】【国内未発売】RE-TAKE ASモナコ Establishシリーズ Tシャツ【サッカー/リーグアン/AS Monaco】ネコポス対応可能

 

【ECM12】【国内未発売】ASモナコ ジャガード マフラー【Monaco/南野拓実/サッカー/リーグアン/スカーフ】