今回はアーセナル所属のレアンドロ・トロサール選手について書いていきたいと思います。
経歴
トロサール選手は2010年にベルギーの名門ヘンクに入団。2012年に一度はトップチームに昇格するも出番は無く、4度のローン移籍を繰り返す事となります。
そしてレンタルバックした2016-2017シーズンからレギュラーとして起用されるようになり2018-2019シーズンには初の二桁得点を記録し、シーズン途中から主将も務め伊東やマリノフスキー、メーレ等と共に8年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。
そしてオフにはブライトンの移籍が決定。長らくレギュラーとして活躍していたものの、2022年途中に就任したデ・ゼルビ監督との折り合いが悪かったのか、練習を無断で切り上げる等問題行動を起こし、試合出場もままならない状況に。
それでも2023年1月にその実力を評価したアーセナルに移籍。加入後は常にレギュラーとはいかないもののコンスタントに結果を残し、今シーズンはマルティネッリが怪我や不調に悩まされる中決定的な仕事を連発しており優勝争いのキーマンに。
ベルギー代表には2018年に初招集されユーロ2020、2022年W杯にも選出。長らくサブに甘んじていたもののW杯後はレギュラーとしてコンスタントに試合に出場しています。
①安定感抜群の技術が持ち味の万能アタッカー
トロサール選手は「安定感抜群の技術が持ち味の万能アタッカー」と言えます。
超絶技術は持ち併せていないものの共有力と再現性が高い技術力を持っており、安定したパフォーマンスを行うことが出来ます。その為例えレギュラーでなくても計算出来る存在であり、監督にとってはこれ以上有難い選手はいません。
またウイングだけでなくトップ下やインサイドハーフ、センターフォワードも難なくこなし尚且つ周りや自分を生かす事が出来るポリバレント性を持っており、どこでも機能出来る万能アタッカーと言えます。
そして守備の強度、献身性も高く、現状のアーセナルで重要な役割を担っているのも頷けます。
②長距離を駆け抜けるスプリント力
反面圧倒的なフィジカルや長距離を駆け抜けるスプリント力は持ち併せていないので、ウイングに個人打開力を求めているチームにおいては持ち味を生かしにくくなっています。
ブライトンではその「個」の質が抜けていた三笘とのポジション争いに敗れたのもこの要因であることが考えられ、アーセナルでもマルティネッリが調子を完全に取り戻すと恐らく他ポジションで起用されると思います。
③要所要所で活躍
それでも要所要所で勝負強さを見せ活躍。攻守において原則が徹底され個に対しての負荷が少ないアーセナルは、トロサール選手にとっては自身の良さを発揮するには理想的なチームとなっています。
またベルギー代表でも前任者よりも攻守においてより緻密に整備するテデスコ監督の元中心選手として活躍しており、シーズン後のユーロでも活躍が期待されます。
チームにおいて重要なピースとして当てはまり、激しい優勝争いをするチームにおいて欠かせない存在となっているトロサール選手。今後の活躍も期待しています。
では
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