ホームで痛いドローに終わったスポルティングと、プレミアリーグで首位を守っているアーセナルとの第2ラウンド。共に質の高いサッカーを行う為、好ゲームが期待されます。
ということで先日行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、アーセナルvsスポルティングの感想です。
1stレグはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
アーセナルはジェズスが久しぶりに先発に復帰した守備4-4-1-1の4-3-3、対するスポルティングは出場停止の守田の代わりにウガルテが起用された守備5-2-3の3-4-3を採用していました。
試合はいきなり冨安が負傷退場する等アーセナルにとっては逆風になり、スポルティングのウイングと中央のパスコースを切る守備に苦しめられます。それでもジョルジーニョのミドルパスに走り出したマルティネッリが飛び出すと、一度はシュートをアダンに弾かれるもこぼれ球をジャカがゴールに蹴り込みアーセナルが先制点を挙げます。
しかしその直後にサリバも負傷交代し、中々流れを手繰り寄せられません。
対するスポルティングもアーセナルのプレスを上手く躱す素晴らしいビルドアップを見せるも最終局面での精度に欠け同点には追いつかず、そのまま前半を終えます。
後半
後半もスポルティングがボールを保持するも中々攻撃に活路が見いだせない状況が続きますが、中央でボールを掻っ攫ったペドロ・ゴンザウベスがラムズデールの位置を見て右足を一閃。素晴らしいロングシュートで同点に追いつきます。
その後もスポルティングペースで試合は進んでいくも、ラムズデールの顔面セーブもあり逆転ゴールは奪えずそのまま90分を終え延長戦に突入します。
延長・PK戦
延長に入るとアーセナルも反撃を開始。トロサールが飛び出しGKとの1対1になるもアダンのスーパーセーブに阻まれ得点を許さないと、コーナーキックからのマガリャンイスのシュートもアダンが立ちはだかり、退場者が出るも120分が過ぎ試合はPK戦に。
お互い3人まで成功するも、アーセナルの4人目のキッカーであるマルティネッリがアダンに止められると、スポルティングは5人全員が成功し決着。
スポルティングが2017-2018シーズン以来となる準々決勝進出を決めました。
総評
アーセナルは怪我人続出で交代枠を使い、さらにスポルティングの守備に対して効果的な手を打てないまま決勝トーナメント1回戦で敗退。PKでの決着ながら後を引きそうな敗戦となりました。
特に怪我をしたのがこれまで守備陣を支えていたサリバ、最終ライン前ポジションをこなせる冨安とこれからの戦いに欠かせない選手であっただけに失ったものは大きく、今後の戦いに大きく影響してきそうです。
対するスポルティングは組織力の高さを前面に上手くアーセナル攻撃陣を抑え勝利。悉くピンチを救ったGKアダンの活躍は勿論の事、最終盤で退場したもののウガルテのカバーリング、そして同点弾だけではなく攻守において気の利いた動きを取り続けたペドロ・ゴンザウベスの働きは素晴らしく、準々決勝以降も楽しみなチームとなっています。
見事な団結力と組織力で強力なチームを打ち破ったスポルティング。今後の戦いにも注目です。
では
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