今回はアーセナル所属のガブリエル・マルティネッリ選手について書いていきたいと思います。
経歴
マルティネッリ(ガブリエウ・テオドロ・マルティネッリ・シウヴァ)選手は2014年にイトゥアーノFC(ブラジル)に入団。2018年にトップチームに昇格すると、2019年にはサンパウロ州選手権で14試合6ゴールの活躍を果たし、ベストチームの一人に選ばれました。
ブラジルの4部相当のクラブからプレミアリーグへの移籍は驚きを持って伝えられましたが、プレミアリーグ先発初出場から4試合連続でゴールを決めるクラブ史上2人目の快挙を成し遂げると、その後もチェルシー戦で独走ゴールを決める等特大のインパクトを与える活躍を果たします。
しかし翌シーズンからは怪我や熱くなる性格も災いファウルトラブルにも見舞われ、中々継続的な活躍を見せられずにいるも、2022-2023シーズンはキャリアハイのリーグ戦15ゴールを挙げそのポテンシャルを開花。
今シーズンも怪我はあったもののシティ戦で途中出場し決勝点を挙げ8年ぶりの勝利に貢献する等勝負強さを見せ、巻き返しが期待されます。
①攻守共に高い強度と勝負強さ
マルティネッリ選手の特徴は「攻守共に高い強度と勝負強さ」です。
驚異的なスプリント能力や体幹を持ち併せ、その推進力と確かな技術を生かしたドリブルは破壊力抜群です。
またシュートも振りが速くボールにしっかり力を伝えられる為、弾丸とも言えるボールを放つことが出来、相手GKの手を弾き飛ばすようなゴールも度々決めています。
その強度の高さは守備にも生かされており、ウイングに必要となってくる上下動の繰り返しを試合を通して行うことが出来、守備意識も非常に高いものを持っています。
そして何より際立つのはその勝負強さで、前述したチェルシー戦やシティ戦に加え様々なビッグマッチで結果を残しています。
フィジカルや技術は勿論の事メンタル面もビッグクラブの重圧に十分耐えうるものを持ち併せている稀有な存在であると言えます。
②ポジショニングを磨き上げればワールドクラスにも
ただ判断力には課題があり、ポジショニングが悪くてボールを受けられない場面や無謀とも言えるドリブル等でチャンスを潰してしまっていたりしましたが、昨シーズンからはかなり良化しており、得点力が大幅にアップ。
まだ不器用な部分があるもののシーズンを重ねるごとに良くなっているので、ポジショニングを磨けば前述したオンザボールの凄さも相まって一気にワールドクラスにもなり得るポテンシャルは秘めています。
ただ怪我の多さは気になる所で、今後大きな怪我が無い事を祈ります。
③立ちふさがる大きな壁
このようにクラブではレギュラーとして順調なステップアップを見せているマルティネッリ選手ですが、2022年に初招集されたブラジル代表では試合に出ることもままならない状態です。
理由は余りにも厚い選手層で、現在のブラジル代表の左ウイングはヴィニシウス、ロドリゴ(共にレアルマドリード)がしのぎを削っており、U-24ブラジル代表でもポシジョン争いに敗れたリシャルリソンも控えている状況。
特にヴィニシウスは共に左を主戦場にしており共存は難しく、彼が負傷や不調時にしか出番がないのが現状。さらに年齢も近い為(1歳差)、マルティネッリ選手の代表キャリアにおいて最大の壁として立ちふさがっています。
今やワールドクラスの域にたどり着いた先輩にいかに食い下がれるかが今後の注目点となりそうです。
クラブ、そして監督と共に成長しているマルティネッリ選手。今後の活躍にも期待です。
では
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