絶賛優勝争い中のアーセナルと、勝ち切れない試合も多いものの8戦無敗と一時期の不調からは抜け出しつつあるチェルシー。前回対戦は共に課題は見えたものの打ち合いの末ドローで終わった為、今回も白熱した試合を楽しみにしています。
ということで先日行われたプレミアリーグ29節延期分、アーセナルvsチェルシーの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
アーセナルはトーマスをアンカーに置いた守備4-4-1-1の4-3-3、対するチェルシーは崩しの切り札パルマーが体調不良で欠場。代わりにトップ下にギャラガーを配置した守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合は早々に動き、ライン間で受けたライスがトロサールにパスを送ると、左足でゴールに叩き込みアーセナルが先制します。
対するチェルシーはニクラス・ジャクソン、マドゥエケを中心にカウンターを仕掛けていくも得点にはならず、アーセナルも終盤にハヴァーツやトロサールがゴールに強襲しますがスコアは動かずそのまま前半を終えます。
後半
後半チェルシーはボール保持を試み反撃に出るも、コーナーキックをショートで繋ぐとライスがミドルシュート。そのこぼれ球をベン・ホワイトが押し込み待望の追加点。ここに来てアーセナル最大の武器であるセットプレーが炸裂します。
さらに勢いに乗ったアーセナルはボールを持たされたチェルシーに対して鋭いカウンターを連発し、ウーデゴールの絶妙なスルーパスからハヴァーツがゴールに流し込み3点目。そしてボックス内からサカのパスを受けたハヴァーツがこの日2点目となるゴールを決め4点差に。
最後は再びウーデゴールのパスからホワイトが折り返すと放たれたボールが直接ゴールに吸い込まれ一挙5点差に離します。
大差をつけたアーセナルは交代枠を使いながらチェルシーの攻撃を上手くいなしそのまま試合終了。
アーセナルが首位戦線に踏みとどまる貴重な勝利を挙げました。
総評
アーセナルは素晴らしい戦いぶりで勝利。三つ巴の優勝争いに踏み留まりました。
チームの疲労度やタレントの質からすればここまで差は無かったものの大きな違いとなったのはその献身性。どれだけ点差があいてもウイングが守備のカバーを怠らない、そして前プレもしっかりとスイッチをかけられる連動性も素晴らしいものがありました。
特にウーデゴール、ライスは攻守両面で試合を支配。ウーデゴールに至ってはもはや止められない存在となっており、今後のラストスパートでも頼りになる存在になりそうです。
一方チェルシーは前述したようにチームとして根本的な原則が植えつけられていない事が顕著に。特にサイドの守備はククレジャ、ギルクリストがサポートが少なく孤立。多少攻撃面で違いを作ったマドゥエケはともかくムドリクは終始覇気が無く存在感を示す事が出来ませんでした。
そんな中一番奮闘していたのがククレジャとペトロビッチ。前者は荒いプレーもあったものの魂だけは見せることが出来ており、後者は5失点は喫したものの好守も多く意地を見せました。
攻守共に圧倒して完勝を果たしたアーセナル。今後の戦いも楽しみです。
では
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