今回はACミラン所属のオリヴィエ・ジルー選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
2回目はアーセナル~チェルシー(2014~2019)時代です。
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①徐々に居場所を無くす
アーセナルに移籍後、2013-2014シーズンのウィルシャーのゴール時のパスワーク、そして2016-2017シーズンのスコーピオンボレーでのゴールなど印象的なプレーを見せるものの、チームが求めるスコアラーとしての働きは十分に出来ているとは言えなかったジルー選手は2015-2016シーズンをピークに出場機会を失っていきます。
そして2017-2018シーズンにはフランス代表でも同僚であったラカゼットがクラブ史上最高額で移籍してきたことにより居場所を失い、途中出場がメインに。
それでもヨーロッパリーグでクラブでの通算100ゴールを挙げる等結果は残すものの状況は変わらず、冬の移籍マーケットで同じロンドンに拠点を置くチェルシーに移籍することとなります。
②ポストワークが注目されるように
チェルシーに移籍後はチームが不振だった中、FAカップ準決勝での決勝点やサウサンプトン戦での2ゴール、そしてリヴァプール戦での決勝点等数字こそは振るわなかったものの勝負強さを見せていきます。
そして注目されたのはそのポストワーク。降りるタイミング、受けた際のキープ力、そして味方に渡すパス共に精度が高く、アザールやウィリアン、ペドロ等多くのサイドアタッカーの得点力を生かす事に。
さらにプレミアリーグでは潰れ役が多く数字は伸びなかったものの、ヨーロッパリーグではチェルシーの選手として初の欧州カップ戦二桁ゴールを記録。決勝のアーセナル戦では先制ゴール、PK獲得、そしてアザールへのアシストと大暴れし、優勝に大きく貢献。自身も大会得点王に輝く等実りのある大会となりました。
しかしプレミアリーグでは1年半で僅か5ゴールと振るわなく、モラタ、イグアインにレギュラーを奪われる事も。ジエゴ・コスタ以来圧倒的なスコアラーを求めているチーム状況に徐々に飲み込まれる事となります。
③黒子に徹して優勝に大きく貢献
代表ではベンゼマがチームから追放された事で、レギュラーのファーストチョイスに。ユーロ2016では開幕戦でゴールを決めると、アイスランド戦で2ゴールを挙げる活躍、さらにグリーズマンやパイエ等のアタッカーを生かすポストワークが光りチームの準優勝に大きく貢献しました。
そして本領発揮となったのは2018年W杯。自身は守備とスペースメイク、そしてポストワークと黒子に徹するも、エンバぺ、グリーズマンの能力を最大限生かし優勝に大きく貢献。自身は大会ノーゴール、枠内シュート0とストライカーとしては不本意な結果に終わったものの、陰のMVPとしてチームを支えました。
このチェルシー時代前半、そしてフランス代表でのプレーで改めてそのポストワークの質の高さが注目され、いつしかジルー選手は世界最高峰のターゲットマンと評される事となります。
では
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