きちのうすめ雑記

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現代サッカーセンターバック論①~役割の変遷~【サッカー】

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今回は現代サッカーのサイドバックについて主観を元に書いていきます。

 

今回は「役割の変遷」についてです。

 

①特徴がある選手が君臨

かつてセンターバックというポジションは守備の花形ポジションであり、歴史的にも特長がある選手が君臨していました。

守備陣ではあるものの攻撃にも関与し、ピッチ全体を支配した「皇帝」ベッケンバウアーをきっかけにリベロという役割がドイツで定着し、ザマー、マテウス等後継者が名を連なる事になります。

またルッシオやダビド・ルイスゴール前まで進出する型破りな選手が出てこれば、ミハイロビッチクーマンなどフリーキックで魅せる選手も登場。また近年ではハイプレスの発展により足元の技術が非常に高いピケやボヌッチ等、ビルドアップで貢献出来る選手が次々登場しました。

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1990年代から2010年中盤ぐらいまでは、特徴的なセンターバックが数多く出てきた時代と言えます。

 

②求められるベースが上がった印象

しかし近年は前述したようにハイプレスの定着もあり、もはやテクニックが無いとトップレベルでプレー出来ない状態に。さらに全体的なフィジカルレベルの向上により、フェン・ダイクやマルキーニョス等、所謂「強くて速い」ディフェンダーが当たり前のようになりました。

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その為ディフェンダーの選手は独自の武器を持つよりも、より総合力を見られるようになり、アップダウン型から多様性を見せていたサイドバックとは逆にはっきりとした特徴は埋没化する事になります。

時代の変化により、求められるベースが上がった印象が強いポジションとなっています。

 

センターバックサイドバック

そんな中、マンチェスターシティやアーセナルセンターバックタイプの選手を4枚並べる布陣を採用。シティは昨シーズン3冠を達成し、アーセナルも今シーズン堅守を維持しています。

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その要因になったのは優秀なウイングの登場。彼らに攻撃に幅を持たせることでサイドバックのアップダウンの重要度は下がり、カウンターの防波堤役を守備力により優れたセンターバックに任せることになりました。

この方針を行うには優秀なウイングと多額の資金(基本的にサイドバックの選手よりセンターバックの選手の移籍金は高額になりやすいです。)が必要なので現状この流れがトレンドになるとは思いませんが、センターバックサイドバックは多少なりとも行いやすくなってきていると感じています。

逆に3バックを採用するチームが増えたことで、元々サイドバックの選手に加えてボランチの選手が一角を担うことが増加。この流れがセンターバックの役割をより広げるか、それともより守備者として洗練されていくのか、今後の流れにも注目です。

 

守備だけではなくトータルな能力が求められている現代のセンターバック。次からはその求められる役割を出来るだけ整理し、特化した選手を紹介していきたいと思います。

 

では

 

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