きちのうすめ雑記

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禪院直毘人~「最速の術師」(五条悟を除く)~【呪術廻戦】渋谷事変

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今回は呪術廻戦 渋谷事変の登場人物である「禪院直毘人」について書いていきます。

芥見下々/ 集英社/呪術廻戦製作委員会/ imdb.com

①徹底した実力主義

呪術界御三家・禪院家の26代目当主にして特別1級術師で、禪院真希・禪院真依・伏黒甚爾の叔父にあたる人物です。

別世界では不思議な包容力と色気を感じさせる喫茶店のマスターとなっています。

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白髪にカイゼル髭が特徴的の和装をした人物で、大の酒好き。任務中に酒を呑む等だらしない場面は目立つものの、老体ながら身体も見事に鍛え上げており禪院家当主に相応しい実力を誇ります。

一般人への興味は薄く、御三家のライバルである五条を敵対視する等典型的な「古風な」人物ではありますが、根っこにある考えは徹底した実力主義であり、禪院家の落伍者である真希には「落ちこぼれ」として蔑みつつ一人の人間として扱い、渋谷事変の際には身を案じる場面も。

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また家に背を向けた甚爾に対しても子供に術式が発現した際に引き取ることを快諾する等、人格者とまでは言えないものの器が広く情を持った人物でもあります。

「ハッ、相伝なら10やろう」

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因みにアニメ好きという意外な一面を持っており、生得術式にも生かされています。

「昨今の解像度やフレームレートを上げたがる風潮、4Kやら60fpsやら、不粋だとは思わんか!!」

 

②片腕を失った代償は大きく

作中では渋谷事変で初登場し、禪院班として釘崎・真希と組んで渋谷の結界内部に突入するも全くやる気を見せず酒ばかり呑んでいましたが、その後七海と合流し五条救出のために渋谷地下へと向かうもののそこに現れたのは特級呪霊の一体である陀艮。

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花御の死を思い出し成体へと変貌を遂げた陀艮に対して善戦するも、陀艮が領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」を発動させると状況が一変。「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」の激しい攻撃により右腕を失う重傷を負います。

「たかが右腕一本さりとて71年物 高くつくぞ」

その後予想外の甚爾の乱入により陀艮は撃破されるも、今度は漏瑚が登場。七海と真希が一瞬で炎に包まれる中彼も反撃を試みるものの、片腕を失った代償は大きく呆気なく焼かれてしまい戦線離脱。その後フルダテと名乗る男の口から治療の甲斐なく死亡したことが明かされました。

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当主を失った禪院家ですが、彼の遺言により次期当主が早々に決まることに。しかしその名前が明かされた時、呪術師の名家は波乱に巻き込まれる事になるのでした。

 

③「最速の術師」(五条悟を除く)

戦闘では生得術式「投射呪法」を使い戦闘。自らの視界を画角として「1秒間の動きを24の瞬間に分割したイメージ」を予め頭の中で作り、その後それを実際に自身の体で後追い(トレース)する術で、ある程度の物理法則や軌道を無視した動きを作ることを可能としています。

「オマエ達 ちと鈍すぎるな」

また掌で触れた者も術式の対象となり1/24秒で動きを作らなければならなく失敗すればフリーズ。相手は完全な無防備となるため、こうなった相手を追撃していくのが基本スタイルです。

しかしデメリットも大きく使いこなすには高いセンスを必要としてますが、直毘人は天性のコマ打ちセンスと時間間隔で対応。「最速の術師」(五条悟を除く)とも呼ばれています。

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そして御三家に伝わる必中術式が命中する瞬間に呪力を放出して身を守るカウンター技、領域対策の秘伝「落花の情」も習得しており、呪力操作のセンスは相当なものがありましたが、特級呪霊の領域展開の前では劣勢に立たされることなります。

 

真希への態度もあり意地の悪い老人のイメージが強い直毘人ですが、禪院家の他の面々は後々彼が「良心の塊」と言える程、どす黒い本性を明らかにしていくのでした。

 

では

 

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