今回は阪神タイガースvsヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 7-6 ヤクルト ○岩崎 １勝１S ゲラ １S
阪神 4-3 ヤクルト ○大竹 １勝１敗 岩崎 １勝２S
阪神 1-2 ヤクルト ●才木 １敗
4勝 5敗 0分 27得点 31失点 3位
①主砲の一発でシーソーゲームをモノに
先発は今シーズン初勝利を狙う青柳投手。
2回ノイジー選手の2ランで早々に先制点を奪うも、その裏に1アウト2，3塁のピンチを背負うと、中村選手の当たりを近本選手がまさかの落球で1点を返されます。さらに武岡選手のセカンドゴロの間に同点にされ試合は振出しに戻ります。
そして3回にサンタナ選手にタイムリーを打たれ逆転を許すも、5回に中野選手のタイムリーで同点に追いつく等一進一退の攻防を繰り広げます。
それでも7回に2番手桐敷投手が掴まりサンタナ選手に2点タイムリーを放たれ再び突き放されると、8回にノイジー選手の犠牲フライで1点は返すもその裏に浜地投手が長岡選手に一発を浴び点差は詰まりません。
しかし9回に1アウト満塁のチャンスを作ると、中野選手が押し出しの四球、そして森下選手のタイムリーで土壇場で振出しに戻します。そして続く10回に佐藤輝選手が勝負を決める今シーズン初アーチを放ち見事勝利。
主砲の一発でシーソーゲームをモノにしました。
②2試合連続となる決勝弾
先発は大竹投手。
3回に満塁のピンチを背負うと、サンタナ選手にタイムリー、長岡選手に犠牲フライを許し2点を先制されます。
しかし直後の4回に近本選手がライトスタンドに放り込むホームランを放つと、ノーアウト1，2塁から大山選手がしぶとくタイムリーを放ち即座に同点に追いつきます。
そして7回にノーアウト1塁から佐藤輝選手が2試合連続となる2ランを放ち、突き放すと、その裏2番手岡留投手が掴まるも、島本投手が村上投手を抑え失点を1に抑えます。
その後8回はゲラ投手、そして9回は岩崎投手が見事に締めてそのままゲームセット。
佐藤輝選手の2試合連続となる決勝弾で、今季初の連勝を果たしました。
③相手主砲にいいようにやられる
先発は才木投手。
初回西川選手にツーベースを打たれ1アウト2塁のピンチを迎えると、オスナ選手に2ランを浴び2点を先制されます。
打線は3回に1アウト2塁から近本選手のタイムリーツーベースで1点を返すも、その後はヤクルト先発ヤフーレ投手に見事に抑えられます。
試合は終盤まで白熱した投手戦が行われますが、8回2アウト2塁からオスナ選手の放った打球を佐藤輝選手が捕りきれず後逸。追加点を与えてしまい、9回にも代打森下選手がチャンスを作るも近本選手は凡退で試合終了。
相手主砲にいいようにやられ3タテとはなりませんでした。
総評
試合後半に中継ぎ陣の強さを見せ、実に阪神らしい勝ち方で今シーズン初のカード勝ち越しに成功。その原動力になったのは佐藤輝選手。開幕直後の不振から抜け出し、2試合連続の決勝弾で試合を決定付ける活躍を披露。
今シーズンも守備の拙さとその波の激しさは変わらないとは思いますがチームに欠かせない戦力には変わらないので、今後もその爆発ぶりには注目です。
そして森下選手、前川選手、ノイジー選手が良質な両翼のポジション争いを繰り広げ、いずれも好成績を残しており、今後に大きな希望を残しています。
後は絶好調と言える投手がいない先発陣で誰が軸になってくるが注目で、前回苦しい投球に終わった村上投手が、次の広島戦でどのような投球を見せてくれるか楽しみです。
では
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