20年ぶりの優勝に向けて何としても勝利したいアーセナルですが、ここに立ちはだかるのはチャンピオンズリーグ出場権を狙う「ライバル」トッテナム。優勝争いのカギになるチームに対してどのような戦いを行えるのか注目です。
ということで先日行われたプレミアリーグ35節、トッテナムvsアーセナルの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン&結果
前半
トッテナムは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するアーセナルは守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。
序盤はお互い主導権争いを繰り広げますが、試合を動かしたのはアーセナル。ハイプレスで得たコーナーキックでサカがニアサイドにボールを蹴り込むと、冨安と競り合ったホイビュアがクリアしきれずそのままゴールインしアウェイチームが先制します。
反撃したいトッテナムはこちらもコーナーキックから最後はファン・デ・フェンが押し込みますが惜しくもオフサイド。助かったアーセナルはハヴァーツのロングフィードに抜け出したサカがカットインからシュートを決め2点のリード。
さらにライスのコーナーキックからハヴァーツが頭で合わせ前半だけで3点差。トッテナムはボールは保持するもハヴァーツ、ウーデゴールのプレスの上手さによりビルドアップが阻害されそのまま前半を終えます。
後半
後半もお互いにチャンスを作りながらもお互い得点にはならず時間が進んでいきますが、試合は意外な形で動くこととなります。サリバのバックパスを受けたラヤがまさかのパスミスで何故か前線にいたロメロがゴールに流し込み1点を返すと、攻勢を強めていきます。
それでも強固なディフェンスで試合を締めにかかるもののクリアをしようとしたライスがベン・デイビスを蹴ってしまいPK。それをソン・フンミンが決めて遂に1点差に。
さらに攻勢を進めていきますが同点には至らずそのまま試合終了。アーセナルがノースロンドンダービーを制しました。
総評
トッテナムはホームのノースロンドンダービーで惜敗し、地力のチャンピオンズリーグ出場権獲得は消えることとなりました。結果的にスコアは拮抗したものにはなったもののビルドアップには大きな課題が。基本的に5人で回すもののアーセナルのハヴァーツ、ウーデゴール二人にパスコースを切られ悉くボールが引っ掛かる事になりました。
かなり挑戦的な(言葉を変えるとリスクの高い)ビルドアップを行う一方、アーセナル等ハイプレスをしっかりかけてくる強豪チームでは厳しいと思われるので、残るBIG63戦はカウンターベースで戦うことをお勧めしたいです。
一方アーセナルは得意であるセットプレーが猛威を振るい前半だけで3点を奪う戦いぶり。後半は反撃を許すも最も厄介なチームの一つに勝ち切れたのは非常に大きいと思います。
特にハヴァーツは得点は勿論の事、前述した守備もあり攻守に渡り絶大な存在感を発揮。サカも最近の疲労困憊感が薄れゴールを奪取、切れ味をある動きで前線を引率しました。
得意のセットプレーで見事ライバルを撃破させたアーセナル。リヴァプールが首位戦線から脱落しシティと一騎打ちの様相になったプレミアリーグ。これからの戦いも楽しみです。
では
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