今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第14回目は「レアル・ソシエダ」です。
主な加入選手
アマリ・トラオレ(←レンヌ)
オドリオソラ(←レアルマドリード)
ティアニー(←アーセナル)
ザハリャン(←ディナモ・モスクワ)
主な放出選手
ゴロサベル(→アラベス)
リコ(→ヘタフェ)
ソラ(→アラベス)
イジャラメンディ(→FCダラス)
ダビド・シルバ(→引退)
ロベルト・ナバーロ(→カディス)
セルロート(→ライプツィヒ)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ4位以内
チャンピオンズリーググループリーグ突破
新シーズンのノルマ
リーグ6位以内
①弱点の強化と大黒柱の引退
昨シーズンリーガ4位に位置し10年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したソシエダですが、オフはサラリーキャップの影響もあり(増えたもののマドリーとは未だ6億€以上の差があります。)、補強は最低限で終わる事に。
昨シーズンの大きな課題であったサイドバックにオドリオソラ、ティアニー、トラオレを獲得しセルロートの完全移籍に失敗したセンターフォワードにアンドレ・シウバを獲得。地味ながら的確な補強をして新シーズンに備えました。
しかし大黒柱のダビド・シルバが練習中に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負いそのまま引退というアクシデントが発生。代わりとしてザハリャンを獲得するものの、その喪失感は非常に大きく不安の残る状態での開幕となりました。
②チームの象徴となった「TAKE」
そんな中リーガが開幕しますが極上とも言える輝きを見せたのはシルバの後継者と見なされた「TAKE」こと久保。持ち前の技術や判断力に併せ、キック精度、パワーを付けた日本の若武者は開幕戦でゴールを決めると、続くセルタ戦では初アシストを記録。
さらに3節のラス・パルマス戦ではチームが低調な中ただ一人気を吐く活躍を披露。そして4節のグラナダ戦では2得点に併せてオウンゴールも演出。4試合連続MOMに輝く等輝きを見せ続けます。
そして迎えた古巣マドリー戦では対面するフラン・ガルシア、クロース相手に幾度もチャンスを作る活躍を披露。さらに初挑戦となったチャンピオンズリーグでのインテル戦でも絶妙なクロスを送る等質の高いパフォーマンスを見せ欧州最高峰の舞台でも輝けることを証明。
久保にすぐパスをくれるトラオレの存在もあり、今や戦術久保とも言える程の結果と絶対的な存在感を放っています。
③センターフォワードの質と苦しい選手層
しかし久保のそのような活躍もありながらチームは開幕から1勝3分1敗と低調なスタート。要因としてはやはりセンターフォワードの質と苦しい選手層にあると思われます。
センターフォワードでは新加入のアンドレ・シウバはハムストリングの負傷で未だ公式戦で出場できない状態で、大怪我から復帰したサディクは本調子とは程遠い状態。またカルロス・フェルナンデスやアリ・チョーは欧州最高峰で戦える程の質はまだ備えておらず現状はバレネチェアとオヤルサバルが試合毎に3トップの真ん中を務める形になっています。
またレギュラーとサブとの実力差もあり、現状のスタメンを脅かすような存在はいない状態。新加入のオドリオソラ、ザハリャンも現状チームにフィットしていない状態です。
その為主力メンバーが交代で退くとチームが一気に弱体化する現象が起こり、早くも3試合で追いつかれマドリー戦では逆転ゴールを許すことに。
今後は選手層の薄さは現状解消できない状況の中、いかに主力選手の代わり所を見極めるか(特に久保)、アルグアシル監督の用兵術に注目です。
大きな期待を持って欧州最高峰の舞台に復帰したソシエダ。それでも選手や監督にとって未知なる領域な為、いかにダメージを少なくリーガを並行して戦えるか我慢のシーズンとなりそうです。
では
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