今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第2回目は「バルセロナ」です。
主な加入選手
イニゴ・マルティネス(←ビルバオ)
カンセロ(←マンチェスターシティ)
ロメウ(←ジローナ)
主な放出選手
アルバ(→インテル・マイアミ)
エリック・ガルシア(→ジローナ)
ケシエ(→アル・アハリ)
デンべレ(→パリ・サンジェルマン)
ファティ(→ブライトン)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ連覇
チャンピオンズリーグベスト4以上
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
チャンピオンズリーググループリーグ突破
①バルサブランドを最大限生かした市場に
昨シーズンの補強、そしてチャンピオンズリーグの早期敗退もあり、優勝しながらも財政面でかなり制約があった状態で市場が始まり苦戦が予想されたバルセロナですが、自身のブランドを最大限生かした補強を展開。
アルバやブスケッツという功労者ながら高給取りを放出、そしてフリーで獲得したケシエを1250万€で現金化すると、カンテラ育ちのロメウ、バルセロナでのプレーを望んでいたギュンドアン、イニゴ・マルティネスをフリーで獲得。
さらに最終日にはカンセロ、フェリックスという「大物」もレンタルながら獲得。兼ねてからラブコールを送っていたフェリックスは入団時に感極まる姿を見せる等、未だ「バルセロナブランド」が高い価値を持っているのが分かるような市場となりました。
反面痛かったのはデンべレのパリSG移籍。結果的にかなり足元を見られた形(移籍金は5040万€)での放出を余儀なくされ、崩しの切り札を失うこととなりました。
②個に依存しすぎるビルドアップと攻撃
しかしこの補強がチーム力を大幅にアップさせるかという疑問符が残り、ロメウはブスケッツと同様の仕事を課すのは酷であり、フェリックスはそもそも初めから生かされそうなポジションが無い状態。
そしてカンセロは現状のセルジ・ロベルトの低調さを考えると効果的な補強とも言えますが守備の軽さは変わっておらず(そもそもクンデがサイドバックで起用出来れば問題ないのですが、、、)、チームの状況を改善出来るのがギュンドアンぐらいです。
さらにシャビ監督も昨シーズンと変わらずビルドアップと攻撃は個に依存し過ぎる状態が続きデ・ヨングの無しでは中々前にも運べない状況に。さらに昨シーズンMVP級の活躍を見せたレバンドフスキも不調が目立ち低調な内容に。
3勝1分と結果が出ているのが幸いですが、これから行われるチャンピオンズリーグに向けて不安な船出となりました。
③16歳の救世主
ただそんな中で希望となっているのはヤマルの台頭。パフォーマンスの波はあるものの突破力と判断力の高さを見せつけ躍動し、今やチーム状態もあり救世主扱いされています。
またフェラン・トーレス、前述したフェリックスも並々ならぬ覚悟でこのシーズンを臨んでいるのか途中出場でも溌溂としたプレーを見せており、この選手達の伸びしろが今後状況を好転させる可能性も十分あると言えます。
後はまだ修正策やビルドアップ構築の進歩が今のところ見受けられないシャビ監督がいかに自身と向き合い進化出来るか、タレントは揃っているだけに監督の手腕が問われるシーズンとなってきそうです。
では
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