※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「死神代行消失篇」のキャラ「茶渡泰虎」について書いていきます。
①活躍が少なかっただけに
死神代行篇以降の茶渡の活躍は正直「噛ませ犬」感は強かったです。
尸魂界篇では護廷十三隊八番隊第三席の円乗寺辰房を瞬時に撃破するも、同じ八番隊の隊長である京楽に瞬殺されその後はフェードアウト。
そして破面篇では早々にヤミーに瀕死の重傷を負わされ、回復した後のディ・ロイ(ルキアに瞬殺)に一撃で殺されかける等力のインフレについていけなくなりました。
「一護。お前はもう、俺に背中を預けてはくれないのか?」
「俺はもう…お前と並んでは戦えないのか?」
しかし恋次との特訓により力を増すと、虚圏に突入後はデモウラ、そして元十刃であるガンテンバインに勝利。これで面目躍如かと思いきやノイトラに再び瞬殺され、リベンジで挑んだヤミーにも力が及ばずそのまま篇は終了。
間違いなく副隊長以上隊長未満の能力を持ちながらも、破面篇ではメインキャラとなっている織姫、ザエルアポロ戦では苦戦したものの一護の傍でウルキオラの戦いを見守りつつ彼の暴走を何とか食い止め見せ場を作った雨竜と違い、明らかに活躍の場は少なかっただけに彼がメインになるであろうこの「死神代行消失篇」での活躍は大いに期待されました。
②失望の「月島さん」
そんな中での消失篇でしたが、序盤は銀城に一護より早く呼ばれており篇のキーパーソンとして存在感を示していたものの、次第に一護に完全にシフトチェンジされ挙句の果てには月島に「記憶」を挟み込まれ月島の親友兼護衛となる等、悪い意味で目立つことに。
それでも強敵として立ちはだかって欲しかったものの、あっさり自我を崩壊しかけてそのまま戦線離脱。雨竜にもおいしい所を持っていかれ、そのまま活躍の機会無く篇が終了。失望の「月島さん」を残し、非常に勿体ない形で自らが輝くであろう物語を終える事となりました。
「朽木を助けられたのも・・・藍染を倒すことができたのも・・・全部月島さんが居たからじゃないか・・・!」
「…どうしてだ一護…俺はこんなことのために強くなったんじゃない…お前を殴るために…強くなったんじゃないのに………!!」
③巨人の右腕、悪魔の左腕
死神代行篇で発動し尸魂界篇から本格的に運用された能力でしたが、消失篇では一護の霊圧に影響された完現術者であることが判明。
右腕に鎧を纏い強力な攻撃を可能とする「巨人の右腕(ブラソ・デレチャ・デ・ヒガンテ)」は回数に限りがあるものの精霊廷の地面に巨大なクレーターを作る衝撃波的な技となっており、後に「巨人の一撃(エル・ディレクト)」と名前を変えデモウラを一撃で倒す威力を誇ります。
ただこの右手はガンテンバインとの戦いで前腕を中心に右腕全体を盾のような装甲が覆うようになり「防御のための能力」として完全に覚醒。
代わりにより威力の高い「魔人の一撃(ラ・ムエルテ)」を放つ「悪魔の左腕(ブラソ・イスキエルダ・デル・ディアブロ)」が発現。彼のメインウエポンとなり得ましたが、残念ながらそれ以降は目立った活躍は少なく、その威力の凄まじさを見る事は出来ませんでした。
かなり個性的ながらも周りのインフレについてこられなかった印象の強い茶渡。彼に陽の当たる場面が来ることはあるのでしょうか。
では
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