黒崎一護～再び戦う力を求める～【BLEACH】

※ネタバレ有り

今回はアニメBLEACHのストーリー「死神代行消失篇」のキャラ「黒崎一護」について書いていきます。

①再び戦う力を求める

藍染との戦いで霊圧を失っていた一護は高校生らしい日常を過ごしていましたが、お金を貰っての部活の助っ人やうなぎ屋（何でも屋）のアルバイトはサボりがちと、やや気の抜けた生活を送っていました。

「力を取り戻したかった　だけどその方法は何一つ見つからなかった　耐えるしかなかった　17ヶ月無力に」

しかし唐突に現れた銀城により自身の家族のことで揺さぶりを掛けられ、更に石田が未知の敵に襲撃されたことで再び戦う力を求める事に。

「いらねーよ　ウチは鰻屋だぜ。」

その後月島を止める為に銀城達の協力により完現術（フルブリング）を習得、死神能力の代わりとなる完現術を完成させる事となります。

しかし月島の手により仲間や周りの人々の過去が次々に改変され、家族を含めた日常がまるごと乗っ取られる事に。さらに最後まで味方として信頼していた銀城も実は月島の仲間であったことが判明し、一護は心を折られ完現術を奪われる事となります。

「俺の力を返せ... 銀城！」

そして一心や浦原にも刃を突き立てられる事となり絶望のどん底に落とされますが、実は刃を突き立てたのはルキアでその刃は全隊長格と知り合いの「死神の力」が注がれた「一護に死神能力を取り戻させる」刀であることが判明。

それにより再び信頼できる仲間と死神の力を取り戻した一護は、奪われ切れなかった完現術の力も取り入れたのか銀城の卍解すら圧倒する力で彼を撃破。

「ルキアが力を求めてた俺に護る力をくれた　みんなが力を失った俺に力を取り戻させてくれた　だから俺は　みんなを護っててめぇと戦うんだよ！」

改めて死神代行として働くことを決意することになりました。

③纏う完現術

完現術の能力は第一段階では黒い卍型の霊圧を具現化されプロペラ型の月牙天衝を放てますが、身を護る手段は月牙以外に全くなく実戦向きとは言えないものでした。

しかし鍛錬を積むと死覇装を髣髴とさせる黒い着物と足袋を纏い、手と一体化した黒い刀を振るうように。しかし死覇装自体は霊圧で作り出したもののなので不安定で集中力を欠けると普通に服が破れてしまいます。

そして完成型した完現術は虚や帰刃形態の破面を思わせる白い甲殻のようなスーツを着たもので、見た目は破面そのものとなっています。また霊圧も安定しており自身の集中力の欠如により、スーツが破れることは無くなっています。

しかし戦闘力自体はあまり高いとは言えなく（茶渡と互角ぐらい）、最終的に銀城に奪われてしまう事に。

それでも死神の力を取り戻した際には完現術の鎧を思わせるXのような模様が死覇装に追加される等その力の片鱗は見せており、一護のパワーアップに一役買っています。

仲間や家族の記憶改変や信頼した人物に裏切られる等、個人としては散々な思いを味わうも力を取り戻した一護。見事に主人公に返り咲きました。

では

きちのうすめ雑記