※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「破面篇」のキャラ「京楽春水」について書いていきます。
①無精髭を生やしたナイスミドル
護廷十三隊の八番隊隊長で、隊長の羽織の上に女物の派手な着物を羽織り無精髭を生やしたナイスミドルです。
別世界では大陸各地に教え子を持つ武芸百般の達人となっています。
酒と女が好きで仕事や争い事を嫌い、言動は飄々としており振る舞いは軽薄。さらに仕事をサボったり七緒に押し付けたりして酒を飲みに行く等、一見すると隊長として資質を疑う人物でありますが、その実力は確かでいざという時には冷静な判断を行うことが出来、戦いに対しては非常にシビアな持論を持つ結果主義者となります。
「良い子になろうとしなさんな。貸しがあろうが借りがあろうが戦争なんて始めた瞬間からどっちも悪だよ。」
その為師である山本元柳斎や同期の浮竹、部下の七緒からは絶大な信頼を得ており、人望は厚いと言えます。（乱菊は飲み友達です。）
因みに瀞霊廷通信で恋愛小説「バラ色の小径」を執筆していますが人気はありません。
②思慮深さと真実を見通す力
尸魂界篇ではチャドと交戦するも圧倒、霊圧を消します。
「まあそう心配そうな顔しなさんな。すぐ終わるよ…ほんの戯れさ」
その後ルキア処刑に疑問を感じ止めようと浮竹と共に画策し双極を破壊、山本元柳斎と対峙することになります。
「参ったねえ。それじゃまた僕だけ、山じいに叱られちゃうじゃないか」
そして破面編の過去編では当初から藍染を疑っていたことが分かるものの、当時の部下である矢胴丸リサが重罪人として尸魂界を追われてしまったことを悔やんでいる描写があります。（当初は彼も参加する予定でした。）ただ空座町決戦時にリサと再会、彼女の無事を喜んでいました。
「リサちゃん・・・元気そうで良かった。」
決戦では第一十刃・コヨーテ・スタークと交戦、1対1では卍解を考えないといけない程苦戦するも、浮竹、更に羅武とローズも戦いに加わる事で状況は好転。隙を突くことでスタークに致命傷を負わせ、始解状態で倒すことに成功します。
「キミが二番だと嬉しいんだけど。」
しかし藍染戦では流石に分が悪く、動揺した冬獅郎や隊長格の死神と共に一蹴される事となりました。
決戦後は隊長羽織を紛失、さらに「おしゃれ」と発言したことで白哉、剣八と共に山じいからお咎めを受けることになります。
作中を通してその思慮深さと真実を見通す力に長けるといった前評判のまま活躍。一部では物語のラスボスとも囁かれる程の存在感を見せています。
③子供の遊びを現実に
斬魄刀の名は「花天狂骨（かてんきょうこつ）」、解号は「花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う～」。
尸魂界でも希少な刀と脇差からなる二刀一対の斬魄刀であり、解放時の見た目は左右で長さが違う青龍刀のような刀となっています。
初登場時は山本元柳斎戦となりますが、その始解の能力は浮竹同様長らく明らかにされてはいませんでしたが、空座町決戦ではその能力を発揮。
霊圧領域に踏み入ったものを自身を含め全て強制的に花天狂骨が提示する「遊び」のルールに従わされるもので、子供の遊びを現実にする能力となっています。
作中では
・相手より高い位置にいることで有利になる嶄鬼（たかおに）
・相手の影を踏むとその影を攻撃に使用することが出来る影鬼（かげおに）
・相手と交互に色を口にし、その色の着いている場所を攻撃できる艶鬼（いろおに）
を駆使してスタークを撃破。ただその能力自体は非常にトリッキーで強力ながら自身で制御出来ない故のリスクが高く、冷静な判断、そして高い実力を持つ京楽だからこそ使いこなせるものであると言えます。
卍解はこの篇時点では不明。浮竹曰く「人目のつく場所で使うものではない」らしいので味方を含む周りを巻き込む能力である事が予想され、数々の考察を呼ぶことになります。
では
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